フランスの二日目、念願のモンサンミッシェルへ行ってきました。ノルマンディー地方にあってパリ中心部からバスで4,5時間程度、本当は自分たちだけで電車で向かおうとしたのですが冬だといい時間の電車が全然なかったのでツアーで行くことにしました!
- 6時に集合
- 11時頃にモンサンミッシェル到着(自由時間)
- 16時半モンサンミッシェル出発
- 22時半頃パリ到着
このようなスケジュールでした。
エッフェル塔近くのホテルに朝6時ごろに集合、バスに乗り込みます。日本語のツアーよりも英語のツアーのほうが安かったのでそちらを選択。ツアーガイドはフランス人のお姉さんで、英語・フランス語・スペイン語が堪能でとっても優しい方でした。ツアー客はアジア系から欧米系まで色々です。

バス乗車。朝ごはんは前日にスーパーで買ったサンドイッチ、水を持っていきました。移動中2回ほどサービスエリアで休憩をはさみます。ツアーのお姉さんはとってもわかりやすい英語で時間を伝えてくれるので心配なしです!

バスの中で配られたパンフレットです。ツアー代にはモンサンミッシェルの修道院の入場チケットも含まれています。
うとうとしながら外を見ていると景色が田舎になり、遠くのほうにあのシルエットが見えてきます!

バスを降りてからあの島にはまたシャトルバスに乗らなければなりません。無料のシャトルバスで10分程で到着します。バスは20分間隔で行ったり来たりを繰り返していました。

こちらがそのバスです。シャトルバス乗り場まで案内され、16時半にあの建物(ビジターセンター?)で集合ですよーと言われ、解散、自由時間となります。ちなみに12月半ばのノルマンディーはとってもとっても寒かったです。風も吹いていてスマホの充電がなくなりそうなほどでした。防寒必須。5℃くらいでした。

そしてすぐ近くまで!ここでモンサンミッシェルの歴史について少しだけ。
708年:アヴランシュの司教オベールが「大天使ミカエル」の啓示を受け、島の岩山頂に小さな礼拝堂を建設。当初はごく簡素な宗教施設でしたが、巡礼地として有名になり、修道士が定住し始めたそうです。その後ノルマンディー公の庇護を受け、規模が拡大。
1000年代:石造りの修道院が建てられ、巡礼者を迎えるための聖堂や宿泊施設が整えられます。
1337~1453年:イングランド軍に備えて厚い城壁と防御塔が整備。島は天然の要塞となり、「難攻不落の要塞」と呼ばれました。島のふもとにはグラン・リュ(Grande Rue)と呼ばれる参道が整備され、巡礼者用の宿、商店、居住区が発展しだします。
16世紀以降:宗教改革やフランス革命の影響で修道院は衰退。
1793~1863年:革命期には修道士が追放され、修道院は監獄として使用されたそうです。
19世紀末:文化的価値が見直され、保存修復が進み、観光地として復活。
ざっくりと。信仰の拠点 → 巡礼地 → 要塞 → 監獄 → 世界遺産 姿を変えながら今に至ります。
それでは入島です!島の入り口から修道院へ至る参道には、当時の宿や商店が現在も残り、レストランや土産物屋として営業中です!

狭いながらにお店が立ち並んでいて雰囲気がとっても可愛らしいです。ゆるやかに坂道になっていました。一度修道院へと向かいます。
📍サン・ミッシェル修道院(Abbaye du Mont-Saint-Michel)

モンサンミッシェルのあのてっぺんらしきところがすぐ近くに見えます。

修道院の建築群は、中世からゴシック、ルネサンス、要塞化まで、時代ごとの建築様式が折り重なってできている印象です。
中の様子を少しだけ紹介です。
📍哨兵の門(La Porte du Roi / La Porte des Fanils)

島の入口付近にある門で、防御のための要塞の一部。外敵の侵入を防ぐため、跳ね橋や複数の門が連続する構造になっています。百年戦争の際には、この堅固な防御施設がイングランド軍の攻撃から島を守ったそうです。
📍食堂(Réfectoire)

修道士たちが日々の食事をとった場所。細長い大広間のようになっています。
📍回廊(Cloître)

修道士たちが祈りや瞑想のために歩いた屋根付きの廊下。中庭を囲むように建てられ、柱やアーチの装飾がとっても素敵でした。静かな空間でありながら、建築的にも「ゴシック芸術の傑作」とされているそうです。
📍騎士の間(Salle des Chevaliers)

修道士たちが学問や写本作業を行った知的活動の場。高い天井と太い柱が印象的です。名前は「騎士」とついていますが、実際は修道士の学びの場で、当時の文化的中心地だったんだとか。

12月だったのでちょっとだけクリスマスの可愛らしい装飾が暖炉の近くにありました。
そしてテラスからみた景色です。

天気がいいわけではないのですが、、修道院から初めてこのような景色を望んだと思います。島を囲む湾には世界最大級の干満差があるんだとか。
修道院を降りて少しだけ街の中を散策します。修道院に来るまでは‘中’っぽい道を。こちらはちょっとだけ‘外’っぽい通路からみた景色です。隙間隙間に建物があって、つぎはぎな感じもしましたが可愛らしいです。

あの有名なオムレツには行きませんでしたが、ここでガレットを頂きました。お母さんと娘さん?のような人が歌いながらガレットを焼いてくれました(笑)

📍ラ・メール・プラール(La Mère Poulard)のクッキー

ラ・メール・プラールとは、1888年にモンサンミッシェルで宿とレストランを開いた女性料理人、アネット・プラール(Annette Poulard) の愛称です。彼女は巡礼者や旅行者のために料理をふるまい、中でも「ふわふわオムレツ」が特に有名になりました。その後、家庭的な味わいのお菓子として作られたのが「ガレット(薄焼きクッキー)」です。
バターをたっぷり使った素朴な焼き菓子。サクサクと軽い食感です。缶入りパッケージが可愛らしく、お土産として大人気、もちろん購入しました。
集合時間まで意外と時間が余ったので、シャトルバスで来た道を歩いて戻ってみることに。30-40分くらい歩いてだんだん遠くなるモンサンミッシェルを眺めるのもまたよかったです。
昔ジグソーパズルで見たモンサンミッシェル、まさかこの目で見れるとは思っていませんでした。とっても貴重な体験になりました。