ゴッホ美術館の魅力とアムステルダム街歩き|オランダ観光|ヨーロッパ周遊 #13

  • アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)
  • 運河のある街並み
  • オランダらしい雑貨
  • ふらっと立ち寄ったカフェ
  • アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)
  • ゴッホ美術館
  • 飾り窓(Red Light District)

アントワープからFlixbusで無事アムステルダムに到着です。

📍アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)

バスはこの中央駅付近に到着しました。この駅はオランダの首都アムステルダムの主要鉄道駅で、市の交通の中心的な役割を担っています。綺麗な赤レンガの外観は何となく東京駅を連想させます。アムステルダムに到着して思ったことは、「風が強すぎる」です(笑) 雨が降っていたのですが傘がぶっ壊れてしまうくらいの風の強さでした。

📍運河のあるかわいらしい街並み

アムステルダムといえば運河と細長い家たちですよね。中心部の運河は、17世紀のオランダ黄金時代に計画的に作られたもので、外側に向かって半円形に広がる同心円状の運河「グラハテンゴルデル(Grachtengordel)」が有名です。土地が限られていたため、家は間口が狭く、奥に長い構造になっています。税金が間口の幅で決まったため、わざと狭く建てることが多かったんだとか。

街中にはトラムやバスが走っています。もちろん自転車もたくさん、専用レーンが整備されていて国民の多くが日常的に利用しています。観光客用のレンタルサイクルももちろん充実しています。コンパクトな町なので歩いて回るの楽しいです。

📍オランダらしい雑貨

木製チューリップのお土産はとっても人気で色々なところに売られていました。17世紀のオランダではチューリップが大流行し、「チューリップ・バブル」という投機現象まで起きました。チューリップはオランダのシンボルとなり、観光土産に。そしてオランダと言えば風車。風車はもともと製材にも使われ、オランダでは木工文化が根付いていました。木靴(クロッグ)と同じく、木製チューリップもその延長線上にあるようです。

オランダでは合法のこちらの葉っぱたちのグッズももちろんたくさん売っていました。街を歩いていると「コーヒーショップ」という看板を見かけますが、実はここ、コーヒーだけでなくあの葉っぱも合法的に楽しめる特別な場所らしいです。観光客向けには葉っぱモチーフのキーホルダーやカラフルなグッズが並んでいてユニークなのと、文化だなあと。

📍Koffie Academie Overtoom 95, 1054 HD Amsterdam, Netherlands

ここでちょっと休憩で適当に立ち寄ったカフェの紹介です。ラテと、Dutchie toastiesを注文。トーストはハムとチーズ、マスタードが入ったものでした。優しい店員さんと、店内の落ち着いた雰囲気がとても好きでした。

📍アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)

オランダを代表する美術館で、特に17世紀のオランダ黄金時代の絵画コレクションで有名です。1800年に設立され、約8,000点以上の美術品を展示しています。今回のアムステルダムはこちらには寄らず、、もう一つの美術館目当てで来ました。

📍ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)

1973年に設立され、約200点の油彩画、500点以上の素描、約700点の版画、さらに手紙や関連資料も多数あります。主な展示内容は・ゴッホの生涯と画業の変遷(初期作品から晩年まで)・同時代の画家(ゴーギャン、印象派など)との関わり・ゴッホの手紙や個人的資料による人間像の紹介などなどです。設立の背景としては、ヴィンセントヴァンゴッホの弟:テオ・ゴッホ の遺志に基づき、弟の妻 ヨハンナ・ファン・ゴッホ=ボンゲル が遺品を保存・公開したのが始まりだそうです。

こちらの美術は時間枠で予約必須の美術館になります。館内は写真撮影OKでしたのでいくつか。

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh):自画像

ここでゴッホの紹介を少し。1853年3月30日 – 1890年7月29日。39歳という若さで自害しました。彼のすべては弟かつ親友であった弟テオとの文通に記されています。生きていたころに作品が評価されなかったというのはなんとも。中には暗い作品もありますがあるときから絵が発光しだしてからの絵に私は惹かれました。

Almond blossoms  花咲くアーモンド

ぱっと見、桜に見えるこちらはアーモンドの花になっています。弟のテオに息子が生まれたときに送った作品です。人気の作品で、グッズ展開も幅広くありました。

Bedroom in Arles  ゴッホの寝室 アルルの寝室

黄色のベッド、ブルーの壁がかわいいです。現在のアルルには黄色い家は存在しませんが当時の二階の寝室を描いたものです。

The yellow house 黄色の家 

こちらもアルルにあります。この家の二階が寝室になっています。ゴーギャンと共同生活をし始めたときに描いたものになっています。ここから黄色の絵がすごく好きになりました。

ゴッホと共同生活をしていたゴーギャンの作品もいくつかありました。彼らはパリで意気投合し、仲が良かったとされていますが共同生活は9週間ほど。ゴッホのひまわりはゴーギャンへ向けての作品だったとのこと。

ということで見たかった絵を見ることができました。大満足のゴッホ美術館です。

📍飾り窓地区(Red Light District)

窓に明るい赤色のライトを灯し、性産業従事者が接客することで有名です。中世から交易都市として栄えたアムステルダムでは、性産業が運河沿いに集中し、18世紀〜19世紀にかけて、法的に認められた売春地区として発展したそうです。↑の写真はあくまでもイメージで、それっぽいところを撮影しただけです。実際は写真撮影禁止になっています。

歴史と美術、統治された混沌がとても面白い街でした。1泊しか出来なかったので次はもう少し長く滞在してみたいと思います。

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