音楽の街ウィーン観光おすすめスポット|ホテルザッハーで本場のザッハトルテを堪能|ヨーロッパ周遊#16

  • レクロバック (Le Crobag (駅内の早朝から開いているカフェ)
  • ウィーン音楽堂Wiener Musikverein
  • シュテファン大聖堂Stephansdom
  • ホテルザッハーHotel Sacher
  • オーストリア国立図書館Österreichische Nationalbibliothek
  • ホーフブルクHofburg
  • フンデルトヴァッサーハウスHundertwasserhaus

ニュルンベルクから夜行のFlixbusでオーストリアのウィーンに到着しました。

5時過ぎに到着したのでどこも開いておらず、どうしよう、、と思っていたらこんな朝早くから開いているカフェを発見しました。

📍Le Crobag(レ・クロバッグ)

主に鉄道駅や交通ハブを中心に展開しているフレンチスタイルのベーカリーカフェチェーンだそうです。どこも開いていない早朝、コーヒーとコンセントもあり本当に私にとってはオアシスのようなところでした。

📍街中の横断歩道

ウィーンの横断歩道の止まれに人が二人いたので写真を撮りました。ウィーンでは2015年以降、特定の歩行者信号灯に「恋人同士」のような二人組(同性・異性問わず)が描かれているデザインを導入しています。2015年にウィーンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストに合わせて導入されたものですが、市民や観光客から非常に好評だったため、イベント終了後もそのまま使用さているんだそうです。この信号灯には「さまざまな性のカップル(ストレート、同性愛など)」が描かれており、ウィーン市は「多様性」や「寛容」を象徴する社会的メッセージとして掲げられています。多様な世の中をまさか横断歩道から感じるとは。

📍ウィーン音楽堂(Wiener Musikverein)

オーストリア・ウィーンにある世界的に有名なコンサートホールで、特にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られています。歴史も古く、音響の良さから「世界三大コンサートホール」のひとつと称されています。1867年に建設開始、1870年1月6日に完成しました。音響設計には科学的な理論よりも建築家の経験と感覚が大きく反映されており、「黄金のホール」の響きは今でも謎とされる部分があるんだそうです。今回は中には入らず外観のみです。いつか本場での音楽鑑賞をしてみたいと思います。

📍シュテファン大聖堂Stephansdom

ウィーン旧市街の中心にあるカトリックの大聖堂です。ゴシック建築の傑作の一つとされ、ウィーンの歴史・宗教・文化の中心として800年以上の歴史を持ちます。宗派: ローマ・カトリックです。南塔は高さは約136.4mと、とっても高く街のランドマークです。

大聖堂は街中のど真ん中にあります。中に入るために長蛇の列ができており、人がたくさん行き交う街中での長蛇の列はかなり目立ちました。長蛇の割にはすんなりと中に入ることができました。外観からも想像できる通りとっても大きな大聖堂です。モーツァルトの結婚式と葬儀もここで行われたそうです。

📍ホテルザッハーHotel Sacher

ウィーンを代表する高級ホテルで、特に有名なデザート「ザッハトルテ」を生んだ場所として世界中に知られています。こちらは私がウィーンに来た目的の一つです。

10時に開店、11時ごろに行くとすでにこちらも長蛇の列ができていました。創業:1876年、創業者:エドゥアルト・ザッハー(Franz Sacherの息子)。

もちろんザッハトルテを注文しました。エドゥアルトの父であるフランツ・ザッハー(Franz Sacher)が1832年にオーストリア宰相の依頼で考案したチョコレートケーキだそうです。息子エドゥアルトがこのケーキの名声を背景に、ウィーンの中心部にホテル・ザッハーを開業したそうです。高級感漂い、富裕層だけが通うようなカフェかと思いきや、全くそんなことはなく、観光客で賑わっている感じでした。内装が素敵なのでちょっとオシャレしていくといいかも。 席に案内されザッハトルテとラテを注文しました。

発音が難しくて全然言えませんでしたが店員さんはわかってくれているので優しく対応してくれました。 中には杏子のジャムが塗ってあり、周りは硬めのチョコレートでコーティングされています。そこまで甘すぎず、杏子の甘酸っぱさがちょうどよかったです。スポンジのふわふわとちょっと硬めのチョコレートがいいアクセントでした。 私は完食しましたが隣にいた女子たちは半分くらい残してました、そんな量です。お店の中にはお土産屋さんも併設されていました。

📍街中の様子

ウィーンの街中で見かける馬車は、フィアカー(Fiaker)と呼ばれ、19世紀以来の伝統を持つウィーンならではの観光名物です。シュテファン大聖堂周辺、王宮(ホーフブルク)、リング通りなどの旧市街が中心のルートになっています。

📍オーストリア国立図書館Österreichische Nationalbibliothek

ウィーンの中心部にあるヨーロッパ屈指の歴史的図書館で、ハプスブルク家の文化遺産を色濃く残しています。入場料が10€。正直図書館にその値段かあと思っていたのですが時間もあるので入ってみることにしました。

入った瞬間から、来てよかったと思いました(笑) 創立は14世紀末、ハプスブルク家が宮廷の書庫としてコレクションを整備しだしました。カール6世の時代(1717年–1730年)、建築家ヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハが大規模改築。現在の豪華なプルンクザール(Prunksaal / 栄光の大広間)が完成しました。長さ約80m、天井画や彫刻が豪華で、バロック建築の傑作で、「世界で最も美しい図書館」の一つとされています。

手稿・古文書、地図、楽譜、エジプトのパピルス文書など、宮廷図書館時代の貴重な蔵書も展示されています。

写真撮影ももちろん可能です。

こちらは天井画です。描かれたのは18世紀、バロック期を代表する画家 ヨハン・ミヒャエル・ロットマイヤー(Johann Michael Rottmayr)によるものです。テーマ:知識と学問の神々、ハプスブルク家の栄光、科学・芸術の擁護。天井画はまるで空に浮かぶような構図で、中央にはハプスブルク家の皇帝カール6世が栄光に包まれる姿が描かれています。 本当に美しい図書館でした。

📍ホーフブルクHofburg

こちらはオーストリアの歴史と政治の中心地であり、ハプスブルク家の皇帝の居城として800年以上にわたって使われてきた壮大な宮殿です。シシィ博物館、王宮礼拝堂、皇帝の住居、国立図書館、王立宝物館が主要施設となっており、観光名所としても大人気です。

📍フンデルトヴァッサーハウスHundertwasserhaus

独特な建築デザインで世界的に有名な集合住宅で、アーティスト兼建築家のフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(Friedensreich Hundertwasser)が手掛けたものです。フンデルトヴァッサーは「直線は人間に不自然」と考え、建物の壁や窓に曲線を多用し直線を避けたデザインを特徴としています。建物の屋上やバルコニーに木や植物が植えられ、住民と自然の共存を意識しています。観光名所でありながら実際に住民が生活している住宅です。

📍フンデルトヴァッサーハウスビレッジHundertwasser Village

フンデルトヴァッサー関連の商業施設・観光スポットです。フンデルトヴァッサーハウス(住宅)とは隣接していますが、住宅ではなくショップやカフェが集まる「村」のような施設です。カフェやお土産屋さんがたくさんあります。

ちなみにオーストリアのウィーンは実はちょっとした通過点だったのですが、かなり楽しく観光することができました。街中もとても綺麗で、色々なところから上品さを感じられるところでした。

音楽の街ウィーン観光おすすめスポット|ホテルザッハーで本場のザッハトルテを堪能|ヨーロッパ周遊#16」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: オーストリアまとめ|ウィーン – 旅人ブログ travelog

  2. ピンバック: 音楽の都ウィーンへ寄り道|くるりの聖地とマンウィズのライブへ – 地球人の記録

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