- 聖マルコ教会(Crkva sv. Marka)
- ザグレブのケーブルカー(Zagrebačka uspinjača)
- ロトルシュチャク塔(Lotrščak Tower)
- 石の門(Kamenita vrata)
- 地元のカフェ(Pekarna Draškovićeva)
- バナ・ヨシップ・イェラチッチ広場(Trg bana Josipa Jelačića)
- 泊まったホステル(Hostel Bureau)
ウィーンからクロアチアのザグレブに到着しました。いつも通りFlixbusを利用したのですが、バスがなかなか来ないというハプニングが。いつも時間通りに来るのに、、と言いながらたった20分の遅延でしたが。バス停で15分前から待ったので35分程待ちましたが無事乗車。
ザグレブの街は有名どころはほぼ徒歩で移動できるくらいコンパクトでした。この日はなんと12月25日とクリスマスということもありほとんどのお店が閉まっていました。荷物を預け、街中散策を始めるのですがホステルもほぼ一人、街中もあまり人はいませんでした。

街中にはトラムが走っていましたが先にも言ったようにコンパクトな街ですので、一度も乗りませんでした。

📍聖マルコ教会(Crkva sv. Marka)

ザグレブ旧市街にある歴史的な教会で、特にその美しい屋根の装飾で有名です。教会の創建は12世紀ごろ、当初はロマネスク様式の小規模な教会だったそうです。14-15世紀ごろにゴシック様式への改修が行われました。教会最大の特徴は、カラフルなタイルで描かれた屋根です。今まで見た教会の中で一番屋根が可愛らしい。左側の紋章はロアチア、ダルマチア、スラヴォニアの伝統的な紋章が描かれています。右側の紋章はザグレブ市の紋章(赤い盾に白い城)が描かれています。クリスマスなのでツリーも飾られていました。
📍ザグレブのケーブルカー(Zagrebačka uspinjača)

写真の奥のほうに見えるものがケーブルカーになります。1890年、ウィーンの技術を参考に建設され、ザグレブの丘陵地帯の移動を容易にするために導入され、当時は蒸気式で稼働していたそうです。第二次世界大戦中も運行を続け、ザグレブの市民生活に欠かせない存在となっています。66m、0.66€ 6がやたら多いケーブルカーに乗って上まで行ってみます。
📍ロトルシュチャク塔(Lotrščak Tower)

こちらは13世紀ごろにザグレブの市壁の一部として建設されました。城門を守るための防御拠点であり、旧市街への出入口の一つを防衛する目的があったそうです。1877年から大砲が正午に一発放たれる習慣が始まり、これは今でも続いているそうです。

ケーブルカーを上った先から撮ったザグレブの街並みです。オレンジ色の屋根がかわいく、近代的な建物があまりなくて雰囲気があります。
📍石の門(Kamenita vrata)

13世紀に13世紀に都市を囲む防御壁の一部として建設され、上町(Gornji Grad)の主要な出入口の一つで、都市防衛の役割を果たしていました。1731年の火災により、石の門は宗教的な意味を持つ聖地となりました。大火でほとんどの建物が焼失しましたが、門の中にあった聖母マリアと幼子イエスの絵だけが奇跡的に無傷で残ったそうです。

焼け残った絵は門の中に祭壇として祀られ、現在も市民の信仰の対象となっています。お祈りをしている方が何人かいらっしゃいました。
📍Pekarna Draškovićeva ふらっと立ち寄ったカフェ

クリスマスということであまりどこも開いていない中、このカフェが開いていたので休憩がてら入ってみました。パン、ペストリー、コーヒーを提供している小さなお店です。イートインでPuding Kolač(プディングケーキ)とラテをいただきました。クリスマスにアジア人が一人でクロアチアにいるのが珍しかったのか、店員のお姉さんに「ここに住んでるの?」と聞かれました。観光できていることと、明日には移動することだけを伝えました。ささいな会話が一人旅行では楽しかったりします。
📍バナ・ヨシップ・イェラチッチ広場(Trg bana Josipa Jelačića)

こちらはザグレブの中心にある最も有名で重要な広場です。イベントごとはここで開催されます。ヨシップ・イェラチッチの騎馬像:広場のシンボルで、クロアチアの独立と民族意識の象徴となっています。

もちろんクリスマスマーケットが開催されています。

大きなツリーにはよく見るとザグレブのケーブルカーも飾られていました。

噴水の周りに大きなアドベントリースの装飾。4本のろうそくは、クリスマスまでの4回の日曜日(アドベント)を表しています。アドベントの最初の日曜日に1本目のろうそくを灯し、2週目に2本、3週目に3本、4週目に4本と、クリスマスが近づくごとに増やしていきます。暗闇の中で光が増していくことは、キリストの到来と希望を象徴しているそうです。
📍Hostel Bureau 泊まったホステル

宿から見えた景色です。広めのホステルでしたがおそらく私ともう一人のインド人の女性しか宿泊していませんでした。スタッフさんもとても優しく快適なところでした。

朝にお互いに荷造りをしていたのですが、インド人の女性が私の分のコーヒーを入れて持ってきてくれました。彼女は故郷を離れて働くために来たと言っていました。名前を聞いたはずなんですけれどもう忘れてしまいました。またいつかどこかで会えたらいいなと思います。
Pekarna Draškovićevaで朝ごはんを購入しバス乗り場へと向かいます。

この日はほぼ移動になります。Flixbusでイタリアへ。

バスから見た通りすがったスロベニアです。

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