ヴェネツィアからローマへ電車移動|ローマの観光スポット|コロッセオの中へ|ヨーロッパ周遊#19

  • ヴェネツィアからローマへ電車移動
  • ローマ内の移動方法
  • コロッセオ(Colosseo)
  • トレビの泉(Fontana di Trevi)
  • スペイン階段(Scalinata di Trinità dei Monti)

ヴェネツィアからローマへと電車で向かいます。こちらの駅はメストレ駅になります。

私の乗る電車は何も問題なかったのですが、ヴェネツィアからトリノへ行く電車が工事の関係で一旦キャンセルされてしまっていて、電光掲示板にも表示されず困っている人たちがたくさんいました。同じプラットフォームにいた女性がチケットの画面を見せ、困りながら私に「この電車のプラットフォームどこか知らない?」と聞かれました。キャンセルされてしまっていたのでどこにも表示されておらず、しばらくしてから駅内放送で路線が変更されたので違うプラットフォームになったという案内がありました。その女性も無事電車に乗って行きました。

乗車します。指定席に座り、発車後に車掌さんがチケットを確認しにきます。

一人ですが二人用の席、テーブル付きでした。チケットには軽食のサービスがあると記載されていて、車内サービスの人がお弁当の様な箱とペットボトルの水を配り始めました。まさかイタリアの列車で駅弁か?とちょっとわくわく。

クッキー三枚(笑) サンドイッチらへんを想像していたので、、ですが有り難くお水とコーヒーをいただきます。クッキーはおやつの時間にとっておくことに。

4時間程でローマに到着です。

📍ローマ内での移動方法

こちらは電車とバス乗り放題のチケットになります。24時間、48時間、72時間の種類があります。駅構内の券売機で購入することができます。観光客が多いのもありチケットもわかりやすいです。   さて電車に乗ろうと思い改札機にチケットを挿入しますがエラーで返ってきました。何度トライしてもチケットが返ってきます。面倒でしたがチケットとレシートをもって有人のサービスカウンターへ行き事情を説明しますが「使えるはずよ」と言われ返されました。 もう一度改札へ、周りの人を見てみるとカードを挿入するのではなくタップしていました。「え、タップ?」ペラペラの紙のチケットだったのでまさかタップだとは思わず、そしてこれに丸い板(のようなもの?)にタップ!ゲートオープン。 ありがとう見知らぬ人。 ということで観光スタートです。

📍コロッセオ(Colosseo)

駅はColosseumというところです。さすが観光スポット、駅からたくさんの人たちで溢れていました。駅を出てすぐこの景色です。中に入るには事前のチケット購入が必須です。一か月前から購入することができますが早めに購入しないとすぐに売り切れてしまいます。 想像していたものよりかなり大きく圧倒されました。ローマのシンボルともいえるコロッセオは、西暦80年に完成した古代ローマ最大の円形闘技場です。正式名称はフラウィウス円形闘技場(Anfiteatro Flavio)で、皇帝ヴェスパシアヌスとティトゥスによって建設されました。当時は剣闘士の試合や動物を使った狩り、公開処刑などが行われ、市民の娯楽と皇帝の権力アピールの場でした。 

入り口は長蛇の列です。時間指定チケットなのに。しかし時間になるとするっと入ることができました。

長径:約189メートル短径:約156メートル高さ:約48メートル。観客収容人数は5万人以上とも言われ、古代の建築技術の高さを示しています。中の柱の一つ一つにも文様、装飾が施されていました。

中には出土品の数々。陶器や皿(食器類):ワインやオリーブオイル、簡単な食事に使われた器もあり、古代ローマの日常生活を知る手がかりになっています。観客や闘技士、スタッフが使用したと思われる食器類が出土しています。

剣闘士の装備や、舞台を飾ったモザイク・装飾の破片などです。出土品の一つ一つもすべて装飾が凝っています。

そしてお目当ての内部になります。圧巻のステージです(ステージはもうありませんが)地下構造「ハイポジウム(Hypogeum)」と呼ばれるエリアがむき出しになっており、当時はここに動物の檻や剣闘士の待機場所、エレベーターのような装置がありました。観客は見ることができなかった舞台裏を、現代の私たちは上から直接見ることができます。 こんな大きな歴史的建造物を見ることができるとは。

📍トレビの泉(Fontana di Trevi)

世界で最も有名な噴水ともいわれています。バロック様式の華やかな装飾と、伝説にまつわるコイン投げが有名です。こちらも想像よりもかなり大きかったです。高さ:約26メートル幅:約49メートル。ローマ最大のバロック噴水で、壮大な彫刻群が見どころです。中央の海神ネプチューン像と、両脇のトリトン(海の神の使者)像が象徴的です。1732年〜1762年に建設。古代ローマ時代の水道「アクア・ウィルゴ」の終点に位置しており、水の供給の象徴でもあるそうです。 コイン投げの伝説は1枚投げると再びローマに来られる2枚で恋が叶う3枚で結婚または離婚だそうです。3枚はなんだか極端なので2枚までにしておきましょう(?)

📍スペイン階段(Scalinata di Trinità dei Monti)

1723~1725年に設計され、1725年に開通しました。下のスペイン広場とフランス権益が強かった上の教会をつなぐ都市的ランドマークとして計画されたそうです。また1953年公開のオードリー・ヘプバーン主演映画『ローマの休日』で有名なロケ地のひとつです。主人公アン王女(オードリー・ヘプバーン)がジェラートを食べながら階段に座る有名なシーンがあります。これにより世界中の観光客がここを訪れるようになりました。

夜のコロッセオとトレビの泉の様子です。

どちらも昼とはまた違った雰囲気で神秘的でした。

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