マルセイユで年越し|港を一望できるスポット|ヨーロッパ周遊#23

  • 旧港(Le Vieux-Port)
  • ノートルダム・ド・ラ・ガルド大聖堂(Basilique Notre-Dame de la Garde)
  • 港を一望できるスポットLe dresseur d’oursons de Louis Botinelly
  • マルセイユ石鹸(Savon de Marseille)
  • マルセイユでの年越し

📍旧港(Le Vieux-Port)

ミラノからFlixbusでマルセイユに到着しました。マルセイユと言えば港町、ということで港にやってきました。紀元前6世紀にギリシャ人によって築かれた自然の港で、現在も市の中心部に位置しています。

旧港は、ギリシャのフォカイアからの入植者たちが岩場の入り江に集落を築いたことに始まります。その後、ローマ時代には「マッシリア(Massilia)」として繁栄し、中世には「マルシヨ(Marsiho)」として発展したそうです。マルセイユ(Marseilles)の由来になっています。

マルセイユには二日間ほどいたのですが、一日目は曇り、二日目は快晴でした。ここからは写真として分かりやすくするために二日間の写真が混ざっているので天気が曇ったり晴れたりしています。

こちらは港での日中の様子で、おじさんが大きなシャボン玉を作って子供たちがその周りで遊んでいる様子です。20分程シャボン玉を作ってあげていました。その後に子供たちまたはその親御さんたちが彼にチップを払ってました。その様子をぼーっと見ながら平和を感じました。

毎朝、地元の漁師たちが新鮮な魚を販売する市場が開かれ、地元の人々や観光客で賑わっていました。

大量の魚、パンなども売っていて、魚は買えないなあと思い、魚の形のパンを購入しました。

魚の形のパンってなかなか珍しいのでは?中はツナマヨのような感じで美味しかったです。

ということで目的地に向かいます。港町だからか坂が多いです。一日目は歩いて、二日目はバスで向かいました。

📍ノートルダム・ド・ラ・ガルド大聖堂(Basilique Notre-Dame de la Garde)

地元住民からは「ラ・ボンヌ・メール(La Bonne Mère)」=「良い母」と親しまれています。海上安全や航海の守護神として信仰され、マルセイユの最も訪問者の多い観光地の一つです。13世紀に小さな礼拝堂が建てられ、海上安全を祈願するための巡礼地として利用されてきました。大聖堂目的というよりかは展望目当てで訪れました。

標高157メートルの丘の上に位置しているので、旧港(Vieux-Port)やフリウール諸島、シャトー・ディフなどを一望できます。こちらは二日目に訪れたときの写真です。高台から見る港はとっても美しかったです。

📍マルセイユ石鹸Savon de Marseille

マルセイユ石鹼はプロヴァンス地方の伝統的な石鹸で、世界的にも有名です。色々なところにお店がありました。

起源は17世紀。地中海沿岸でオリーブオイルを主原料にして作られ、家庭や船舶での洗浄に使われていました。「マルセイユ石鹸」と名乗るためには、伝統的製法で 最低72%の植物油(通常はオリーブオイル)を使う必要があるそうです。有名なブランドはMarius Fabre(マリウス・ファーブル)、Savonnerie du Midi(サボネリー・デュ・ミディ)、Fer à Cheval(フェール・ア・シュヴァル)があります。。香りや肌への優しさだけでなく、歴史や製造方法も魅力的です。

高台から眺めたマルセイユの街もとてもよかったのですが、もっと港全体的に見れるところは無いかと思いふらふら歩いていると辿り着いたところがこちらです。

📍Le dresseur d’oursons de Louis Botinelly

こちらには有名な青銅彫刻があるのですが、この場所から見た港がとってもいいなあと思ったので紹介しておきます。ずらっと並んだ船たちはまさに海の駐車場です。満足した絵が見れました。

そして偶然なことに一か月のヨーロッパ周遊ではマルセイユで年越しをすることになりました。ミラノからの夜行バスで一緒になったモロッコ人たちとありがたいことに仲良くなったせいであまり眠れなかったので、夕方から夜にかけて少し仮眠をして年越しに備えました。

クリスマスからニューイヤーまでは飾りは一緒の様です。港には日中にはあまり目立たなかったツリーが飾られていました。

夜は船の青いライトでとっても幻想的な雰囲気になってました。年越し20分前くらいに港のほうに行き、スタンバイです。意外と人が集まってきました。10秒前からカウントダウンが一斉に始まり、0時とともにどこからともなく花火です。

特に地方自治体や行政などが催す花火でなく、一般人がそれぞれ自分の花火を上げるスタイルでした。どこからともなく小さめの打ち上げ花火がたくさんあがったり、紙吹雪が舞ったりしていて、仰々しくないのがまた良さを出していました。

ということでマルセイユ観光と、年越しについてでした。

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