【マドリード観光】|ハムの美術館からゲルニカまで徹底解説|ヨーロッパ周遊#27

  • バルセロナからマドリードへ電車移動
  • 熊とストロベリーの木(El Oso y el Madroño)
  • ハムの博物館(Museo del Jamón
  • パエリア(Paella)とパンコントマテPan con Tomate
  • レイナ・ソフィア国立芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía
  • 「ゲルニカ(Guernica)」、「泣く女(La mujer que llora)」
  • サン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel)

バルセロナからマドリードは特急の電車で約3時間程です。

マドリードに到着しました。バルセロナと比べるとかなり殺風景な印象を受けました。1561年、当時のスペイン王フェリペ2世が首都をトレドからマドリードに移転したそうです。トレドは歴史的には宗教的・文化的中心だったが、地理的に南部寄りで交通の便が限られており、その分マドリードは中央にあり、政治的統制や軍事行動を行いやすいという理由です。

バルセロナを朝出発した我々は何も食べておらず、腹ごしらえでブリトーを食べることに。スペイン料理を食べたかったのですが、近くにあまりお店がなかったのでたまたまあったブリトー屋さんへ。バルセロナよりも英語が通じず少し困りましたがなんとかオーダーしました。顔ぐらいあるブリトーで、アボカドも、お肉も米もすべて美味しかったです。

(以下は時系列はばらばらになります。)

📍熊とストロベリーの木(El Oso y el Madroño)

こちらはプエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)広場にあるマドリードの紋章をモチーフにした熊とストロベリーの木の青銅像で、街のシンボル・観光の定番スポットです。マドリードの古い市章(紋章)には、クマが描かれており、中世の時代、クマは森林資源や土地の所有権を象徴しています。ストロベリーの木はマドリードに自生する マドロニョ(ストロベリー・ツリー) が由来しています。クマは土地・自然・力を、マドロニョの木は繁栄・豊穣を象徴しており、二つを組み合わせることでマドリード市の歴史と誇りを表現している、ということです。

📍ハムの博物館(Museo del Jamón

博物館ではなく、スペイン・マドリードで人気のあるチェーン系レストラン&デリで、ハム(Jamón)を中心としたスペインの食文化を気軽に体験できる場所になっています。

店名の通り、ハモン・セラーノ(Jamon Serrano)やハモン・イベリコ(Jamon Iberico)など、スペインの伝統的な生ハム、、チーズ、ソーセージ、サンドイッチ、タパスなども充実です。店内はカジュアルで、気軽に立ち寄れる雰囲気です。店舗の壁には大量のハムが吊るされており、ある意味博物館・美術館のようです。

私たちはこちらで翌日に朝ごはんを食べました。朝だからなのかマドリードだからなのか観光客っぽい人はあまりいませんでした。小さなバーカウンターでやはりおじさんたちがコーヒーとパンを食べながら、世間話的なことをしており、ふむふむ混ざってみますかということで着席です。

座るとお姉さんが来てくれて、M8のメニューを注文。オレンジジュース、カフェオレ、クロワッサンのハムチーズトーストです。

たったの5€でした。コスパ、ローカル感、隣のおじさんたちがまたいい雰囲気でした◎オレンジジュースはつぶつぶの果肉入り、クロワッサンもパリパリ、中のハムとチーズは格別でした。マドリードでのおすすめ朝食スポットです。

📍パエリア(Paella)とパンコントマテPan con Tomate

スペインで食べたかったものと言えばパエリア!ふらっと見つけたお店に入りました。ちなみにこのお店は現在閉業していたのでお店の名前は割愛します。

後で調べてわかったのですがパエリアにも種類があり(当たり前か)、バレンシア発祥の肉中心のパエリア・バレンシアナ(Paella Valenciana)、魚介中心のパエリア・デ・マリスコス(Paella de Mariscos)、肉と魚介のミクスタ・パエリア(Paella Mixta)があるそうです。 日本のスペインバルで食べるようなパエリアはパラパラのサフランライスに海老や貝がのっているものでした。どちらかと言えばチャーハンに近い。しかしこちらでいただいたパエリアはお米と海鮮を一緒に煮ている?炊いている?感じで、お米は少し雑炊っぽい感じで、海鮮の味がしっかりとついていて、とっても美味しかったです。

そしてスペインで食べたかったものがこちらですパンコントマテ。スペイン、特にカタルーニャ地方やバルセロナで有名なタパスです。トーストしたパンに熟したトマトをこすりつけ、オリーブオイルと塩で味付けしたシンプルで美味しいスペインの伝統料理です。若いときに見たテレビ番組の「アナザースカイ」でひたすらパンコントマテを食べる方がいて、なんだかそれに魅了されてしまい、スペインに行ったら食べてみたい気持ちで気づいたら私もパンコントマテを頼んでいました。サクサクのパンにトマトと丁度いい塩加減で何枚でも食べれそうなくらい美味しかったです。

📍レイナ・ソフィア国立芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)

外観の写真がなぜか無かったのでホームページごと載せておきます。https://www.museoreinasofia.es/en/visit

私のマドリード最大の目的地です。ピカソ、ダリ、ミロなどの作品を多数所蔵しています。18世紀の旧病院を改修した建物に、現代的なガラス・鉄の増築部分が融合された建物となっています。ホームページの記載にもある通り、無料入場ができます。火曜日以外の平日で午後7時から9時の間、日曜日は12時半から2時半の間です。午後7時前に美術館に行くと無料入場の列が出ていました。時間になると順番に割とすんなり入ることができます。

吹き抜けのようなところがあり、若干の不気味さを感じながらも惹かれてしまい写真を撮りました。なんとなくこの美術館にどんよりとした空気を感じたのは元々が病院だったからなのか、ちなみに霊感などは全くありませんし、信じてもいないのですが、全体的に重ための空気をこの時の私は感じ取りました。

そしてお目当てのピカソの代表作 『ゲルニカ(Guernica)』です。

真っ先に出た感想としては「思ったより全体的に白い」でした。なんとも浅はかな感想に聞こえますが、自分が思っていたゲルニカは描かれた背景からして、もっと黒々としているイメージだったんです。それと同時にこんなに大きなキャンバスに阿鼻叫喚が詰まっていて何とも言えない気持ちになりました。人は動物たちはキュビズムにより描かれていることでより一層惨さとカオスを象徴されているようです。

1937年にピカソによって描かれました。縦3.5m × 横7.8mの巨大な壁画です。これが描かれた背景としては1937年4月26日、スペイン内戦中にバスク地方の小都市 ゲルニカ がドイツ空軍によって爆撃されたことです。スペイン共和国政府はパリ万国博覧会(1937年)に出展するため、ピカソに作品を依頼し、彼はこの悲劇をテーマに制作し、完成したのが『ゲルニカ』となります。、戦争の悲惨さを告発する巨大な反戦絵画で、ピカソの芸術と政治的メッセージが結実した作品です。

原田マハさん著書の「暗幕のゲルニカ」を読んでから、絶対にこの絵をマドリードで見たい!と思っていました。


表紙にもゲルニカが描かれていて、何度も見ていた絵なのに、実際に目の当たりにするとまた印象が違いました。何人かの観光客は笑顔でゲルニカの前で楽しそうに記念撮影やセルフィーを撮っていましたが私はこの絵を前にして笑顔で写真を撮ろうとは思えなかったのは被爆国の自覚があるからなのか、何とも言えません。

「泣く女(La mujer que llora)」

こちらも1937年とゲルニカと同じ年に描かれたものです。「ゲルニカ」には子を抱いて泣き叫ぶ母親の姿が描かれています。ピカソはこの母をモチーフをさらに発展させて独立した作品シリーズとして制作しました。こちらもキュビズムを用いられて描かれています。

「ゲルニカ」の近くに小さな枠に入った写真がいくつか展示されていました。なんとこちらは当時の制作過程を記録した写真シリーズも展示されています。その撮影者が ドラ・マール(Dora Maar) です。

彼女はピカソの恋人であり、芸術的パートナーでした。キャンバスが真っ白な状態から始まり、少しずつ線や形が描かれていく様子を連続的に撮影したものです。部分の描き直しや構図の変化が記録されており、ピカソの試行錯誤が生々しく伝わってきます。世界的に有名な絵画『ゲルニカ』の「創作プロセス」が視覚的に残された稀有な記録なので本作だけでなく、ぜひ完成までの段階もぜひ見ていただきたいです。

美術館を後にしふらふら歩きながらこちらに着きました。

📍サン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel)

マドリードで最も有名なグルメスポットのひとつです。開業は1916年、2009年に大規模リニューアルしたそうです。伝統的な市場というより「高級フードコート」に近いスタイルです。

50以上の屋台やスタンドが並び、スペイン各地のグルメを少しずつ楽しむことができます。お酒が好きな方にはたまらないテーマパークだと思いました。タパス、生ハム、魚介、チーズ、オリーブ、ワインなどがあります。

値段はやや高めの設定で、地元の人というよりかは観光客が多めの場所です。

色んなバルをはしごするのもいいですが、こちらだとたくさんの種類を一つの場所で楽しめるので一度にたくさん味わいたいという人にはピッタリな場所です。

ということでマドリードを詰め込んだ記事となりました。

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