シドニー観光|日本×ペルー料理の高級レストラン「Callao」で絶品ディナー

  • Callao」 Barangaroo Shop 2/100 Barangaroo Ave, Barangaroo NSW 2000
  • 一人AU$119の高級コース料理

シドニーには本当に色々な国の料理がたくさんあります。今回紹介するのはBarangarooにあるペルー料理のレストラン「Callao」です。
このレストランのコンセプトはNikkei cuisine(ニッケイ料理)なんです。日系移民がペルーへ渡った際に、現地の素材や調味料を取り入れて日本の調理法と融合させた料理スタイルをそう呼ぶそうです。実際にペルー人の友人も「ニッケイ」と言っていました。
日本語の「日系」?から来ていると思うとちょっと面白いです。
ということで友人にお誘いいただき来店です。

Callao(カヤオ)はペルーにある都市で、首都リマの西隣に位置しています。太平洋に面したペルー最大の港湾都市だそうです。

店内の様子はこんな感じです。

おしゃれで素敵な内装、、!!!そして今回はなんとAU$119のディナーのコース料理です。どきどき。
写真はすべてのお料理の写真を撮ったわけではないのでかいつまんで紹介です。

高級お料理はあまり食べないので拙い食レポでどうぞよろしくお願いします。

ー前菜ー
Scallop tiradito w. apple ponzu leche de tigre, avocado puree, compressed cucumber, salted green grape, almond, coriander 
ホタテのティラディート 〜アップルポン酢とレチェ・デ・ティグレのソース、アボカドピューレ、圧縮きゅうり、塩漬けグリーングレープ、アーモンド、コリアンダー添え〜

知らないカタカナ単語がたくさんあるので調べてみました。
「ティラディート」というのはペルー料理の一つで、魚やシーフードを薄切りにして、酸味の効いたソース(通常はライムジュースや柑橘類を使ったソース)で和えた料理です。
セビーチェに似ていますが、セビーチェは魚をソースでマリネして「調理」するのに対し、ティラディートは魚を生のまま、主に酸味で風味を引き出すそうです。

「レチェ・デ・ティグレ」これはペルー料理のセビーチェで使われる特有のソースで、魚の出汁にライムジュースや香草を加えて作ります。直訳で「虎のミルク」らしいです(笑)
前菜から見たことのないようなお料理ですが、肉厚なホタテとブドウとリンゴのさっぱりした味わいがピッタリでした。

Scampi tartare w. crispy rice, truffle mayo, avocado puree,pickled jalapeno, Siberian caviar
(スキャンピのタルタル 〜クリスピーライス、トリュフマヨネーズ、アボカドピューレ、ピクルス仕立てのハラペーニョ、シベリア産キャビア添え〜)(左)

Oyster w. pisco granita, cucumber, jalapeno
(牡蠣のピスコグラニタ添え 〜きゅうりとハラペーニョ添え〜)
牡蠣(右)

スキャンピというのは手長エビです。カリカリサクサクなご飯の上にエビのタルタルソース、お米とソースの相性が良すぎてどれだけでも食べれそうな味でした。
ピスコグラニタはピスコ(ペルーのブランデー)を使ったグラニタ(細かいシャーベット状の氷)を言います。新鮮な牡蠣の上に添えられたきゅうりの爽やかさとハラペーニョのピリッと感がたまりませんでした。

━メイン
Skull Island tiger prawns w. aji panca bisque, sea urchin butter & tobiko mayo
(スカルアイランド産タイガーシュリンプ 〜アヒ・パンカのビスク、ウニバター&トビコマヨ添え〜)(右)

Wagyu tri-tip w. smoked date teriyaki, aji amarillo mayo, togarashi
(和牛トライチップのグリル 〜燻製デーツ照り焼きソース、アヒ・アマリージョのマヨネーズ、七味唐辛子添え〜)(左)

アヒパンサとはペルーの唐辛子です。海老はとっても美味しかったのですが殻がついていると毎回ナイフとフォークが上手に扱えず(笑)ウニバターとトビコマヨもとっても美味しかったです。
牛の後部のサーロイン近くに位置する部位をトライティップといいます。「さんかく」と呼ばれる部位です。牛肉は串に刺さっての提供でした。唐辛子がとってもいいアクセントで美味しかったです!

Chuck tail flap steak w. yuzu kosho butter, shiitake jus, house mustard
(チャックテールフラップステーキ 〜柚子胡椒バター、椎茸のジュ、特製マスタード添え〜)(左)

Hassel back potato w. queso fresco, aji amarillo, dried shiso
(ハッセルバックポテト 〜ケソ・フレスコ、アヒ・アマリージョ、乾燥しそのふりかけ添え〜)(右)

チャックテイルフラップは肩の部分に位置する部位から切り出されたステーキです。この部位は、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。しかしステーキは意味わからないくらい柔らかく、嚙むごとに旨味が溢れました。
「Queso fresco」はスペイン語で「新鮮なチーズ」を意味し、
一般的にはラテンアメリカ諸国で作られる、柔らかくて軽い塩味のある白いチーズです。「Aji amarillo」はペルーの特産の黄色い唐辛子です。ポテトはチーズのソースがとってもクリーミーで唐辛子とマッチしていて美味しかったです。

ーデザートー
Sweet potato millie-feuille w. cremeux. cocoa nib ice cream
スイートポテトミルフィーユ、クレーム、ココアニブアイスクリーム(上)
Cheesecake w. toasted corn, finger lime, milk skin, avocado ice cream

チーズケーキ、コーン、フィンガーライム、ミルクスキン、アボカドアイスクリーム(下)

コース料理はチーズケーキだけなのですが、メニューにあるスイートポテトが
美味しそうすぎて頼んでしまいました、、
パリパリのサツマイモのミルフィーユの層と濃厚なミルクのクリームとアイスが
とっても美味しかったです!甘すぎず何個でもいけてしまう。
チーズケーキにはアボカドのアイスクリームが添えられていたのですが、確かにアボカド。
それでいてチーズに合うような味わい、とっても不思議なデザートでした。

どれもこれも独創的なお料理でしたがすべて美味しすぎて意味が分からない。
お値段はするかもしれませんが、一つ一つにアイデアと技術が凝縮されているのを
目と味わいで楽しめるのと、接客サービスが完璧すぎました。
ほぼ満席でとっても賑わっていて忙しそうでしたがスタッフの気配りが素晴らしすぎました。
星5つじゃ足りないくらいの本当に素敵なペルー料理のレストランでした。
シドニーでのディナーでぜひ足を運んでみてください。

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