- ロンドンから100エーカーの森へ
- Pooh corner (プーのカフェ)
- Pooh’s house(プーさんの家)
- Poohstick’s bridge(プーさんの棒投げ橋)
- Piglet’s house(ピグレットの家)
- Owl’s house(オウルの家)
- The enchanted place(魔法の場所)
- Roo’s sandy pit(ルーの砂場)
- The Six Pine Trees(6本の松の木)
イギリスには『くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)』の舞台「100エーカーの森(Hundred Acre Wood)」があります。
イギリス南部サセックス州にある アッシュダウンの森(Ashdown Forest)がモデルになっています 。作者 A.A.ミルン はこの森の近くの コッチフォード・ファーム(Cotchford Farm) に住んでいました。彼は息子 クリストファー・ロビン・ミルン を連れて、この森を散歩するのが日課でした。そのときの思い出が、絵本の世界にそのまま生きています。
ということでロンドン市内から約2時間程かけて行ってみます。
目的地はPooh Cornerというプーさんのカフェです。

📍Charing Cross (チャーリングクロス駅)

トラファルガースクエア近くにある駅から出発します。

ここから一時間南下し、Tunbridge Wellsというところに向かいます。

電車内は人はあまりいなく静かな感じです。
📍Tunbridge Wellsに到着です。

ここから291番のバスに乗ってプーさんのカフェへ。

バスもそんなに人はいませんでした。

Church Streetでバスを降りて少し歩いていると、見えてきました!

📍Pooh Corner(プーさんのカフェ)

予約をすれば、プーさんのアフタヌーンティーがいただけますが、我々は予約なしでの来訪です。

フードメニュー↑はサンドイッチやトースト、サラダ、スコーンなど

ドリンクメニュー↑は紅茶、コーヒー、ケーキなど
私たちは「Cream teas」というスコーンと、飲み物がセットになっているメニューをオーダーしました。スコーンはフルーツ、チーズ、プレーンスコーンなどの種類があり、ジャム、マーマイトなどのトッピングを選べます。飲み物は紅茶、コーヒーが選べます。
プラスでTeddy bear toastというプーさんの形のトーストを注文しました。

お皿やティーポットはプーさんの世界っぽいものでとっても可愛かったです。私のティーポットにはイーヨーの名前が書かれていました。
フレッシュなスコーン、クロテッドクリームがとっても美味しかったです。
軽食の後はカフェのお土産スペースなどを散策です。

お店の中は割と広くて、お土産・雑貨スペースから、展示物のスペースまでありました。

こちらは実際にクリストファーロビンが遊んでいたぬいぐるみたちだとか。これらから物語が生まれたのかと思うととってもハートフルです。

作者の写真、絵本の挿絵や原稿など

そして色々なプーさんグッズたちが、各国のプーさんに関するものがありました。もちろん日本のグッズもありました。

お土産・雑貨コーナーには絵本やプーさんに関するグッズもたくさん売っていました。
こちらは100エーカーの森の地図です。(£1.50)

プーさんに関すること、100エーカーの森のスポットが詳しく載っています。

↑は実際の森の地図

↑はプーさんの物語に出てくる地図です。ロケーションは違いますが物語に出てくる場所がちょこちょこあります。
ということで探検開始です。
プーさんのカフェを出てすぐの森に入っていきます。

本当にこの先にプーさんの家などがあるのか、、、?と思いながら歩いていると

こんな感じでたまにプーさんが案内してくれてます(笑) ほかにも歩いている人がいて、この道だよって教えてくれます。なんだかすでにいいところです。
しばらく歩いていると、、
📍Pooh’s house(プーさんの家)

ドアにはMr.SANDERSと書かれています。物語でもプーさんはサンダースという名前の家に住んでいます。原作通りのお家がありました。

そして開けるとプーさんがいました!小さなはちみつの瓶もたくさん置かれています。プーさんの家からすぐにこちら
📍Poohstick’s bridge(プーの棒投げ橋)

「Poohsticks(プースティックス)」とは、プーさんが考えた棒投げの遊びのことで、橋の上から棒をそれぞれ1本ずつ川に落とし、反対側にまわって、どの棒が先に流れてくるか競う。というなんともシンプルな遊びです。
もちろん我々もやろうと思い手頃な枝を見つけてやってみました。が、川の流れが弱いのと、おそらく皆が木の枝を川に投げ込んでいるからなのか木の枝でダムができそうなくらいになっていて、全く流れませんでした(笑)
橋から少し歩くと
📍Piglet’s house(ピグレットの家)

大きな木に小さなピンクの扉のピグレットのお家を発見です。オウルの家が近くにあるらしいということであたりを見まわすと、
📍Owl’s house(オウルの家)

高めの木に階段と扉が!どちらともすごく目立つわけではなく自然と一体化している感じでした。
このあとのチェックポイントまではまあまあ歩きました。30分程でしょうか。
📍The enchanted place(魔法の場所)

この場所はA.A.ミルンの物語 『The House at Pooh Corner』 に出てくる場所で、物語の結びでクリストファー・ロビンがプーに別れを告げるシーンの舞台となっているらしいです。
A.A. ミルンと挿絵を描いた E.H. シェパードに捧げられた 記念銘板(Plaque) が置かれていて、クリストファー・ロビン自身が1979年にこの銘板の除幕をしているそうです。

頂上にあり、見晴らしが良く、アッシュダウンの森を見渡せる風景が広がっています。
この場所のすぐ近くにあるのは
📍Roo’s sandy pit(ルーの砂場)

地図を見ながら、多分ここだろうという場所です。先ほどの魔法の場所から道を挟んだところにありました。
カンガルーの子供、ルーがよく遊んでいた砂場です。
📍The Six Pine Trees(6本の松の木)とMontgomery Corner(モンゴメリー・コーナー)

こちらも見た目から恐らく、、という場所です。地図の中に描かれている木が集まっている場所です。プーさんたちがおしゃべりしたり、冒険の出発点になったりする場所でもあります。

この木々たちのすぐそばにあった横たわった木に記されていたものです。
「Montgomery Corner(モンゴメリー・コーナー)」は地名です。「If there ever comes a day when we can’t be together, keep me in your heart. I’ll stay there forever.」:もし、いつか私たちが一緒にいられなくなる日が来ても、私をあなたの心の中にとどめておいて。ぼくはいつまでもそこにいるから。というような意味です。
プーさんたちとクリストファーロビンの友情が温かく記されています。
ということでロンドンから行けるプーさんの100エーカーの森でした。
森の中は結構歩くので動きやすい服装・靴で、山登りの装備で臨むことをおすすめします。
プーさん好きでなくともぜひ行ってみてほしいスポットです!
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