- 市内からバスでヒースロー空港へ(ハプニングあり)
- ロンドンからアムステルダムへ
- アムステルダム観光
- アンネ・フランクの家(Anne Frank House)
- ザーンセ・スカンスの風車へ(Zaanse Schans Windmill)
今回はイギリスからオランダ、ベルギー、ルクセンブルクへプチ旅行してきました。
📍市内からバスでヒースロー空港へ(ハプニングあり)
LHR(ヒースロー空港)からAMS(スキポール空港)へ6時の早朝便なので夜中に家を出て空港へと向かいます。費用は£77でした。
ヒースローまで家からバスだけで約1時間半の予定でしたが、途中でバスの遅延なども考えて2時間を見込んで出発しました。家を出たのは夜中2時頃です。
予想通りの展開で、時間通りにバスは来たのですが途中でバスが動かなくなるという事態が。
ロンドンのバスではあるあるで、急にエンジンストップしたりなど、運転手が乗客に
「エンジンストップしちゃったので降りてくださーい」とアナウンスです。
ちょうどバス停で降ろされ、次のバスを待つことに、約20分待って乗車です。
早く家を出てよかったです。4時過ぎ頃にヒースロー空港に到着しました。

今回はブリティッシュエアウェイズを利用しました。
全く寝られなかったので機内で爆睡です。あっという間にアムステルダムに到着しました。
📍アムステルダム

前回来たときは約一日しかいられず、アムステルダムの中心部をさらっと観光しただけだったので、今回はしっかりと堪能しようと思います。
以前は12月半ばでかなり風も強く、割とどんよりとした天気だったのですが今回は空も明るいです!

この街並みと自転車だらけ、、、!!これぞオランダという感じです。
📍アンネ・フランクの家(Anne Frank House)

こちらはアンネの日記の持ち主のユダヤ人の少女 アンネ・フランク(Anne Frank) が第二次世界大戦中に家族と共にナチスから身を隠して暮らしていた場所です。
(住所:Prinsengracht 263-267)
この建物の裏手の隠し部屋が、アンネ一家の隠れ家でした。
アンネはドイツのフランクフルトでユダヤ人として生まれ、ナチス政権の迫害から逃れるため一家でオランダへ亡命しました。
アンネ一家と他のユダヤ人8人が、1942年から1944年までの約2年間をこの隠れ家で過ごしました。
現在は記念館・博物館になっています。
記念館・博物館のHP→https://www.annefrank.org/en/

入り口は本棚で隠されており、外からは見えない構造になっています。しかし1944年に密告によりゲシュタポ(ナチス秘密警察)に発見され、全員が逮捕されます。アンネと姉のマルゴットは、ドイツのベルゲン・ベルゼン強制収容所で亡くなります(推定15歳)。一家で唯一生き残ったのは、父のオットー・フランク。オットーは戦後、アンネの残した日記をまとめて出版しました。

アンネは日記に「Kitty」と名付け隠れ家での2年間、日記をつけ続けました。隠れ家での暮らし、人間関係、戦争と迫害への思い、未来への希望などが主な内容となっています。
この日記はアンネの生きた証として、ホロコーストの記憶を語り継ぐ象徴となっています。
時間的に博物館には行けませんでした。

アンネの家から少し歩いたところに銅像があります。そのすぐ隣に建つのが、アンネの日記にも登場するウェステルケルク教会(Westerkerk)です。アンネは日記の中で、この教会の鐘の音を聞くことを心の支えにしていたそうです。
たった10代の少女が理不尽な恐怖の中を生き、希望を信じ続けました。能天気に旅行をして平和を当たり前だと思っている私にとって、なんだかハッとさせられました。健康にここに来れたこと、天気がいいことでさえも感謝していこうと思います。
ということでもう少し散策します。
オランダは、チーズの生産量・輸出量ともに世界トップクラスで、アムステルダムにはそこら中にチーズを扱ったお店がたくさんあります。

中世にチーズ作りが農家の副業として始まったことが起源だとさているそうです。たくさんの種類のチーズがありました。お店では細かく刻まれたチーズが試食できました。どれもとってもコクと風味があってとっても美味しかったです!

お店にはいろんなフレーバーのチーズもたくさん並んでいて、試食でお腹がいっぱいになります(笑)日本では見られないようなチーズが豊富、しかも値段もそんなに高くないのがいいですよね。
📍ザーンセ・スカンスの風車へ(Zaanse Schans Windmill)

オランダと言えば「風車」ということで前回は来れなかった風車を見に行くことにしました。
一番有名なのはロッテルダムにあるキンデルダイクの風車群(Kinderdijk Windmills)ですが、今回はアムステルダムにあるザーンセ・スカンスの風車(Zaanse Schans Windmills)へ。
こちらの最寄り駅はZaandijk Zaanse Schans駅で、アムステルダム中央駅から電車で約20分程少し北上したところにあります。
上の写真は駅から歩くと見えてくる風車の景色です。

ザーンセ・スカンスは、18〜19世紀のオランダの田園生活を再現した野外博物館エリアです。急に絵本の中に入り込んだようなかわいい景色が広がります。

風車たちは飾りではなく、本物の作業用風車(industrial windmills)を再現・保存したものです。お天気にも恵まれ、いい風車の写真が撮れました。

絵の具などの原料を作る:De Kat(デ・カット)、油を搾る:De Zoeker(デ・ズーカル)、木材を切る:Het Jonge Schaap(ヘット・ヨンゲ・スカープ)などなど風車には用途ごとに名前が付いているそうです。
ザーンセ・スカンスにはほかにもチーズ工房、博物館などなど様々な見どころがあります。

チーズ工房の近くにはヤギたちが飼われていて、子ども?なのか小柄なとってもかわいいヤギがたくさんいました。

お土産屋さんも充実しています。ここでもやっぱりチーズ推しで、マグネットがとっても可愛いです。

こちらは木製チューリップとチーズのセットでお土産にピッタリです。オランダが凝縮されたお土産キットのようでした。
今回は前回堪能できなかったアムステルダムを存分に楽しむことができました。前回来たときに、絶対にもう一回オランダに来たい!という思いもあり、少しのんびり観光できるような日程にしました。ということで翌日もオランダ観光が続きます。
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