ルクセンブルク(Luxembourg)のおすすめ観光スポット│旧市街とグルメの徹底解説

  • ブリュッセルからルクセンブルク(Luxembourg)へ
  • Pont Adolphe(アドルフ橋)
  • Banque et Caisse d’Epargne de l’Etat (BCEE), SPUERKEESS(ルクセンブルク国立貯蓄銀行)
  • Cathedral Notre-Dame of Luxembourg(ルクセンブルク大聖堂)
  • Palais Grand-Ducal(ルクセンブルク大公宮殿)
  • Luxembourg House(ルクセンブルクハウス)公式お土産屋さん
  • Église Saint-Michel de Luxembourg(サンミッシェル教会)
  • ルクセンブルクのグルメ
    • Kaempff-Kohler(ケンプフ-コーラー)
    • Oberweis (オーバーヴァイス)
  • Luxembourg sign(ルクセンブルクサイン)

今回は初めての国ルクセンブルク(Luxembourg)へ向かいます。紹介しつつも自分の備忘録でもあるので国の概要と歴史を少しメモ程度に。
面積:約2,586平方キロメートル(東京都より少し小さい)
人口:およそ65万人
政治体制:立憲君主制(国家元首は大公)
言語:ルクセンブルク語、ドイツ語、フランス語(英語も通じます)
963年頃:アルデンヌ地方の伯爵ジークフリートが「ルシリンブルク城」を建てたのが始まり。
15〜18世紀ブルゴーニュ家、スペイン、フランス、オーストリアなど、さまざまな国の支配を受けながら要塞都市として発展し、「北のジブラルタル」とも呼ばれる堅固な城塞を築く。
1815年:ナポレオン戦争後、ウィーン会議で「ルクセンブルク大公国」として成立。
1839年:ベルギー独立戦争後、領土の半分をベルギーに割譲。現在の国境が確定。
1867年:ロンドン条約により「永世中立国」と宣言。
第一次・第二次世界大戦ではドイツに占領されるが、連合国側で戦後復興。
現代のルクセンブルク
・EU主要機関(欧州司法裁判所・欧州投資銀行など)**が置かれる国際都市。
・一人あたりGDPは世界トップクラス(多くの金融機関・IT企業が集まる)。
・鉄鋼産業から金融・ハイテク産業へと経済転換に成功した先進国。
・豊かな自然と歴史ある旧市街が共存し、首都ルクセンブルク市は世界遺産に登録。
・公共交通機関は無料。

(以下は英語、フランス語、ルクセンブルク語が混同での表記になります。)

📍Flixbusでブリュッセルからルクセンブルクへ

ブリュッセルからルクセンブルクへは約3時間となります。バスの乗り場が変更してたのですが、結構親切にお知らせが電柱に貼ってありました。若干遅れてきたものの無事乗車です。

ルクセンブルクに到着し、市内へと向かうのですがルクセンブルクは公共交通機関が無料です。本当に?と思いつつも乗りますが本当に無料で、しかもバス内はとっても綺麗です。何の確認もせずにただ乗り込み、ただ降りるだけのバスはとっても新鮮でした。

📍Pont Adolphe(アドルフ橋)

こちらは1900〜1903年にポール・セヴィエール(フランス人)と、アルベール・ロワイヤル(ルクセンブルク人)によって建設された長さ約153メートル、約42メートルのアドルフ橋です。当時の大公 アドルフ大公(Grand Duke Adolphe) にちなんでこの名前がつきました。19世紀末、ルクセンブルクは急速な都市発展を迎え、市中心部(高台の旧市街)と新しい鉄道駅(低地のガレ地区)を結ぶために、深い渓谷 Pétrusse Valley(ペトリュス渓谷) をまたぐ大橋の建設が必要になりました。
アドルフ橋はこの交通と都市拡張のために建設され、完成当時は世界最大の石造アーチ橋のひとつとして注目されたそうです。大都会の中にある渓谷と巨大な石橋はルクセンブルクといえばの景色ならではです。2014〜2017年に大規模修復が行われ、現在は自動車・バス・自転車・歩行者が安全に通行可能となっています。橋の下を歩いた記事も後ほど。

アドルフ橋からみた景色です。渓谷はかなり大きく、階段で下ることができる公園になっています。散歩や運動をしたり、リラックスしたりする人々がたくさんいました。

📍Banque et Caisse d’Epargne de l’Etat (BCEE), SPUERKEESS(ルクセンブルク国立貯蓄銀行)

ルクセンブルクらしい景色の一部はアドルフ橋を渡ってすぐにあります。城壁かと思いきや、まさかの銀行です。1856年にルクセンブルク大公シャルロットの祖先、大公ウィリアム3世(Guillaume III)の勅令により設立されました。ルクセンブルク政府が100%所有する国営銀行だそうです。

📍Cathedral Notre-Dame of Luxembourg(ルクセンブルク大聖堂)

こちらは1613〜1621年に元々はイエズス会により建設が開始された教育機関の付属教会でした。1773年イエズス会が解散すると、建物は国の所有となり、19世紀にはルクセンブルク教区のカトリック大聖堂に昇格します。

内部はシンプルかつ荘厳な雰囲気です。ステンドグラスの光がとっても美しい感じです。

個人的に目を引いたのはこちらの主祭壇手前のアーチ天井です。壁から天井に続くように描かれているのは「聖母の戴冠(The Coronation of the Virgin)」という題のもので1930年代の拡張・修復時に描かれたものだそうです。訪れる人が見上げたときに「聖母が天の守りの中にいる」ことを感じられるように描かれているらしく、聖母が「ルクセンブルクと人々を見守る存在」であることを表現しているんだとか。

📍Palais Grand-Ducal(ルクセンブルク大公宮殿)

こちらはルクセンブルク大公の公邸・執務宮殿です。建設から今まででたくさんの歴史があるのでまとめ。

1572年 スペイン統治時代 旧市庁舎として建設開始。
1817年 オランダ統治時代 総督官邸として利用。 
1890年 ルクセンブルク独立 王宮へ。
1939年 第二次世界大戦中 ドイツ軍政庁下へ
1945年 終戦後に解放され改修が行われ現在まで

ざっくりとこのような感じたそうです。現在は、現大公アンリ(Henri Grand Duke of Luxembourg)の公式執務・外交の場として使用されています。国家行事(新年の挨拶、外国大使の信任状授与式など)はここで行われます。宮殿の前には、王室警護隊の衛兵が常駐しており、宮殿に近づきすぎたり中に入ろうとすると当たり前ですが阻止されている人がいました。

毎年7月〜8月の夏季のみ、ガイドツアーで内部見学が可能で、予約はオンライン限定。ツアーはルクセンブルク市観光局(LCTO)によって運営され、約45分間で主要部屋を案内してくれます。入場料はおよそ €14前後(年により変動あり)。

町中に突如ある大きな立派な建物で、なんだろうと思ったら王宮でした。大きな敷地内にあるとかではないのでびっくりしました。

📍Luxembourg House(ルクセンブルクハウス)公式お土産屋さん

ルクセンブルクハウスと言って、2015年からオープンするルクセンブルクの政府が設立・運営を手がけた、言わば政府公式のお土産ショップです。コンセプトとして「100 %メイド・イン・ルクセンブルクの製品」を扱うことが明記されており、商品ラインナップには、地元産ワイン・スパークリング、スピリッツ、工芸品、デザイン雑貨、テキスタイルなど、旅行のお土産・ギフトに適したアイテムが豊富にありました。商品の価格帯は「国産・プレミアム」傾向にあるため、お土産としては少し高めな印象を受けましたが、どれも高品質そうなものばかり。自分用にステッカーだけ購入しました。王宮のすぐ近くにあります。

ルクセンブルクの町中の観光地は主にVille Haute(ヴィル・オート)と言って旧市街地と呼ばれるところです。石畳の道や、昔ながらの建物と、細い道、坂道などなかなかに雰囲気の感じられるところです。

📍Église Saint-Michel de Luxembourg(サンミッシェル教会)

987年にルクセンブルク城の礼拝堂として創建された教会です。中世の戦争や火災で何度も破壊と再建を繰り返し、現在の姿は 1688年の再建後のバロック様式とロマネスク様式が融合されたものになっています。ルクセンブルク最古の教会の一つです。

内部は小規模ですが、昔ながらの威厳を感じます。

小さなステンドグラスがいくつもあり、キュビズムの様な細かすぎないデザインから親しみやすさを感じました。

📍Kaempff-Kohler(ケンプフ-コーラー)老舗グルメ

こちらはパティスリー(菓子店)、トレータリー(ケータリング・惣菜)、チーズ&ワイン専門ショップ、レストランが一体となったお店です。1922年に Pierre Kaempff および Marguerite Kohler によって、ルクセンブルク市の Rue du Curé にパティスリーとして開業しました。店名は2人の名前から来ているようです。1950~60年代にかけて、トレータリー部門やケータリングサービスを拡大。2000年代以降、多機能ショップ展開・店舗拡張を行い、100年以上続いています。今日では「グルメ・ライフスタイルブランド」として認知されています。

店内はそこまで広くはなく、ところ狭しとお菓子、お惣菜、ワインなどが並んでいます。壁側はオーダースペースと、ショーケースがありました。

Pâté au Riesling(リースリング・パテ)とコーヒーをイートインしました。細長いパフペストリー(パイ生地)で包まれた肉のパテです。中央のキラッとしてるのはジュレです。

パテをルクセンブルク産の 白ワイン(リースリング) で煮込んで風味を付けることが特徴だそうです。しっかり煮込まれているからかお肉の臭みなどは全く無く、旨味がしっかりと詰まっていました。ジュレは日本でいう煮凝りです。途中から、これ煮凝りだよなー。としか思えず(笑) このパテは創業者のピエール・ケンプフ氏が1928年に考案したとされています。ワインを楽しむ際に軽食が欲しくなり、リースリングワインを使ったパテを思いついたことから生まれたそうです。

コーヒーとパテと合わせて€9.30でした。

📍Oberweis (オーバーヴァイス)

1964年に創業されたルクセンブルク発の家族経営パティスリーです。このグラン・リュ店はブランドの旗艦店(flagship store)であり、2022年にリニューアルされました。
1999年に「Fournisseur de la Cour(宮廷御用達)」の称号も受けたんだとか。行くしかありません。

行ってみたけれども未だに注文の方法がよく分かっていないところもあるのですが、お店に入ってすぐに整理番号の出てくる端末機械があります。押すと紙が出て来て、店員さんは紙の番号を叫んでいました。上に液晶パネルもあって、そこにも番号が表示されています。自分の番号が呼ばれると紙を渡して注文する感じでした。(フランス語でよく分からず。)  

一旦私のしたこととしては①紙を取る②ケーキとコーヒーを注文③コーヒーの注文は同僚が聞きに来るから座っててと言われ、何やらレシートを渡される④レシートを持って席に座る⑤違う店員さんがコーヒーのオーダーを取りに来きて、レシートを持っていく⑥ケーキとコーヒーが来る⑦帰る時にレジに寄って支払い でした。

おそらく正しかったのは、端末で紙を出さずに入り口のすぐ左に進み、そこで飲み物とケーキをオーダーする。だったんだと思います。恐らくです(笑)

でもまあ(泡がビールより多い)ラテとチョコレート、ミルフィーユが無事来たので良しとします。

ちなみにミルフィーユではなく、「Dacquois (ダックワーズ)」という名前のケーキでした。お店のロゴのは入ったチョコレート、皿の上の更に厚紙、美しい断面です。アーモンド入りマカロンビスキュイをベースに、バニラ・ムスリーヌ(ヴァニラ味のクリーム)にヌガティン(キャラメリゼされたナッツなどのチップ)が入ったものです。ナッツの風味とサクッとした食感がとっても上品で美味しかったです。本当は3個くらいケーキ食べたかったですが、、ラテとダックワーズで€11.10でした。

📍Luxembourg sign

このどこにでもあるサイン、ルクセンブルクにもありました。街の中心というわけではなく、観光地からは少し外れた場所にぽつんと。こんなに人の集っていないサインは初めて見ました(笑) 背景も白いので正直あんまり写真映えしないような気もしますが、それにもまた愛着が湧きそうです(笑) この赤と青の色はそれぞれ、赤 :エネルギー・情熱・創造力、青: 信頼・安定・国際性を表し、つまり「多様性(diversity)」と「協力(collaboration)」を象徴しています。国が掲げるスローガンをデザインに用いて、ブランディング化もされています。公式のお土産屋さんにもこのデザインが用いられた雑貨などがたくさんありました。

ルクセンブルクはやや物価が高いかもと感じましたが、公共交通機関が無料だったり、公共トイレがかなり綺麗に清掃されていたり(個人的にとても感動したので) 国や政府が国民のために色々なところにお金を還元している雰囲気がとっても感じられました。

今回はルクセンブルク市内の全体的な記事になりましたが、この後も城壁探索と、郊外の古城探索が続きます。

ルクセンブルク(Luxembourg)のおすすめ観光スポット│旧市街とグルメの徹底解説」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: ルクセンブルクまとめ – 地球人の記録

コメントを残す