- ドゥブロブニクからボスニア・ヘルツェゴビナへ
- Kriva ćuprija(クリヴァ・チュプリヤ)
- Stari Most(スタリ・モスト)
- Najstariji Kafić-Čardak(カフェ)
- Kravica Waterfall(クラヴィツァの滝)
クロアチアと隣に位置するボスニア・ヘルツェゴビナ、ドゥブロブニクから日帰りでのツアーが出来るということだったので真ん中の日に参加してみることにしました。
6:30 宿泊先にピックアップ
8:00 バスにてクロアチア‐ボスニアヘルツェゴビナ国境超え
10:30 ボスニアヘルツェゴビナのモスタルに到着・散策(3時間)
13:30 モスタルからクラヴィツァ滝へ
14:30 クラヴィツァ滝到着・散策(1時間)
15:30 クラヴィツァ滝からドゥブロヴニク市内へ
18:40 ドゥブロブニク市内到着・解散
何となくの日程はこんな感じです。ということでツアーの記録始まりです。
ボスニア・ヘルツェゴビナについて(自分用メモです)
首都:サラエボ
人口:約330万人
言語:ボスニア語、クロアチア語、セルビア語
通貨:マルク(KM)
ボスニア:国の北・中部を指す地域名
ヘルツェゴビナ:国の南部の地域名
サラエボ事件:1914年6月28日オーストリア=ハンガリーの皇太子と妃がセルビア民族主義者による襲撃を受け死亡、オーストリア=ハンガリー帝国はセルビアに宣戦布告し同盟国・同盟関係を巻き込み、1914年7月に第一次世界大戦勃発。
それではツアースタートです。
📍早朝のピックアップ

宿の前のバス停から大型のツアーバスに乗り込みます。席はほぼ埋まっていて、一番後ろの席に座りました。参加者はアメリカ、イギリス、オーストラリア系の国の方たちが多かった気がします(whatsappグループに追加されたのでそれぞれの電話番号が表示されていたのを把握)。外はまだ薄暗い感じです。

アドリア海沿いを走り、だんだんと空が明るくなってきます。
📍クロアチア‐ボスニアヘルツェゴビナ国境

こちらは国境になります。バスの中でガイドさんがパスポートを回収して、コントロールに預け、スタンプが押されて返却されます。パスポートには車のマークのスタンプが押されていました。特に料金などは必要なく、パスポートのみで通過です。自分たちはバスで待機しているだけでした。

調子よくバスが進んでいたのですがここにきて前方のバスと、乗用車の衝突事故が、、、‼ 道がふさがれ30分程足止めを食らってしまいました。

なんとか通過しまた山道を走っていきます。広大な大地が目の前に広がっていて思わず写真を撮りました。
https://maps.app.goo.gl/pW42AUwq4AWT8BLx7

どうやらこの辺りの景色のようです。
📍Mostar(モスタル)到着

そんなこんなでボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルに到着しました。モスタルはヘルツェゴビナ地方にあります。人口は約10万人。マーケットの様なところを抜けます。
📍Kriva ćuprija(クリヴァ・チュプリヤ) https://maps.app.goo.gl/Zfy2mKG6RDG4kM7Z9

16世紀頃、に建設された小さい石造りのアーチ橋です。この後に訪れる橋の建設前に利用されていたとされています。とっても小さく可愛らしい橋です。
📍Stari Most Mostar(スタリ・モスト)

モスタルのネレトヴァ川に架かる橋です。1566年、オスマン帝国時代に建設され、1993年のボスニア紛争で破壊、2004年にオリジナルデザインで再建されました。モスタル旧市街とともに2005年にユネスコ世界遺産に登録されました。美しい石橋で、モスタルの象徴ともされています。ボスニアヘルツェゴビナと言えばの景色とも言えます。

このネレトヴァ川はエメラルドグリーンでとっても美しくて、川沿いには小さな家がたくさん並んでいます。ツアーはこの場所で一旦解散したのですが、一人で参加していた台湾人の女性が声をかけてくれて、一緒にモルタルの街を散策することになりました。お互い一人だったのと、年齢も近そう、日本人だと思って、と話しかけてくれました。とっても優しい穏やかな台湾人の方でした!
その子と一緒にカフェに行こうとなり、街中を散策します。街中は本当に迷路のようになっていて、小さな道、こんなところに階段?など迷いながらたどり着いたのがこちらです。
📍Najstariji Kafić-Čardak(カフェ)https://maps.app.goo.gl/Ug6eU6NKTCTry7wq9

橋の近くにあったカフェで、一人のおじいさんが経営しているようなところでした。
店名:Najstariji → ナイスタリイ(最も古い)、Kafić → カフィッチ(カフェ・喫茶店)、Čardak → チャルダク(建物やバルコニー)という意味だそうです。
トルココーヒーと、Baklava(バクラヴァ:左)、Hurmasice(フルマシツェ:右)を注文しました。
トルココーヒーは極細挽きのコーヒー豆を使用し、粉ごと煮出し、小さなカップで頂きます。バクラヴァはフィロ生地を重ね、ナッツとシロップで甘く仕上げたもの、フルマシツェは平たい円形のクッキーをシロップをかけたものです。どちらもとっても甘いのでコーヒーがぴったりでした。コーヒーとお菓子で€4.5程でした。ボスニアヘルツェゴビナではカード決済がほぼできません。独自の通貨がありますが、€が使えるのでキャッシュは必須です。

このカフェは川沿い、橋のすぐ近くにありとってもいい景色が見えました。おじさんはマイペースでなんだかユニークな場所で楽しかったです。

街中を散策しているとたくさんのお土産、雑貨がたくさんあり、どれもトルコっぽい印象です。というのもボスニアヘルツェゴビナは1463~1878年の約400年間、オスマン帝国の支配下だったためオスマン帝国文化が根付いているからだそうです。

猫ちゃんが優雅にお昼寝していて、観光客のみんなの人気者でした。とってもかわいい、、そして無防備です(笑)

モスタルは山に囲まれた盆地にあるため、どこから見ても自然がたくさんあります。綺麗な川と様々な文化が混ざったユニークで素敵な街でした。
📍Kravica Waterfall(クラヴィツァの滝)https://maps.app.goo.gl/R6otudkyBve489eEA

モスタルから次はクラヴィツァの滝へ向かいました。ボスニアヘルツェゴビナの南部にある天然の滝と自然のプールです。入場料は€12でキャッシュのみです。

久しぶりに滝を見ましたが、このような自然の物ってずーっと見ていられます。マイナスイオンたっぷりで、とっても癒されます。最近ではスマートフォンでも長時間露出の写真が撮れるので白いヴェールのような水流をとらえることができました。

泳いでいる人や、ベンチで滝を眺めている人などそれぞれがリラックスできる場所でした。大きな公園の様な敷地だったので私と台湾人の方と一緒に周りを散策して楽しみました。

滝を終え、ドゥブロブニクへと帰ってきて、バスを降りると夕焼けが広がっていました。この後に台湾人の方と一緒に夜ご飯を食べに行きました。(レストランに関しては別記事です)。ドゥブロブニクに行った際はぜひボスニアヘルツェゴビナへも訪れてみてほしいです。
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