- Pražský orloj(プラハの天文時計)
- Staroměstské náměstí (旧市街広場)
- Dům U Človíčků(小さな人たちの家)
- Dům U Kamenné Panny Marie (Štorchův dům) 石の聖母マリアの家(シュトルフ家の家)
- Hard Rock Cafe(ハードロックカフェ)
- Kašna na Malém náměstí(噴水)
- Dům U Minuty(分の家)
- LOCAL ARTISTS (お土産屋さん)
- Mucha Museum – the original museum since 1998 (ミュシャ美術館)
- Mucha Museum (新ミュシャ美術館)
無事にプラハ空港から市内、宿へと到着しました。ということで街中散策をしていきます。歩いているだけで建物が美しく、またカラフルでおもちゃの様な雰囲気のある街中です。

建物と建物の間にある小さな橋の様なものが架かっているのも可愛らしいです。
こちらを通り過ぎると、とりあえずの目的地に到着です。
📍Pražský orloj(プラハの天文時計) https://maps.app.goo.gl/DDiqDDby8Kuisk989

Pražský orloj(プラシュスキー・オルロイ)と読むそうです。プラハと言えばこちらの天文時計です。

設置年は1410年、時計職人のミクラーシュ・カダニュと天文学者 ヤン・シンデルによって設計されました。これは、現存する世界最古級の天文時計で、今もなお動き続けている奇跡の機械仕掛けとして知られています。
天文時計は主に三つの部分から構成されていて、①(上部)天文ダイヤル、②十二使徒のからくり、③(下部)カレンダーダイヤルからできているそうです。毎時間のからくりショーが見どころなのに、毎回忘れてしまい見れませんでした。
📍Staroměstské náměstí (旧市街広場)https://maps.app.goo.gl/dY1tAT19DcW1qxuXA

先ほどの天文時計があるのもこの広場です。11世紀頃に商人の交易地として誕生しました。
📍Dům U Človíčků(小さな人たちの家)https://maps.app.goo.gl/KkjMaDyJy8avUyVQ8

広場を囲むようにたくさんの建物があります。カラフルで綺麗なこれらはチェコの登録文化財として保護されている建物で、バロック様式を基盤としており、外壁・窓・装飾に17〜18世紀の改装が見られます。「Človíčků(小さな人たち)」という表記は、かつてこの建物の紋章・飾りに小さな人形や人影の彫刻があったことに由来する説があるそうです。
📍Dům U Kamenné Panny Marie (Štorchův dům) 石の聖母マリアの家(シュトルフ家の家)https://maps.app.goo.gl/EVfBQk32eEQSSjwy7

広場をぐるっと見回すと外壁に素敵な装飾のある建物を発見しました。1400年頃からこの住宅建築があり、現在の姿は 1896-1897年に改築されたものだそうです。19世紀末、書店・出版社経営者の Alexandr Štorch がこの建物を取得し、大掛かりな改築を行った際の工事で、1600年代に隠されていたゴシック時代のアーキテクチャ(オリエル窓など)が発見・復元されたそうです。
📍Dům U Minuty(分の家)https://maps.app.goo.gl/wRMajps7UHB5BMjG7

カラフルな建物たちの中に急にモノクロの装飾のこちら、「分の家」や「瞬間の家」と訳されますが、実際はかつてここで「タバコや香料など細かい品(minuce)」を扱っていたことに由来すると言われます。この建物が特に有名なのは、外壁に描かれた 「スグラフィット装飾」 です。
スグラフィットとは、壁の漆喰を2層に塗り、上層を削って下の色を出す技法で、16世紀ルネサンス期のチェコで大流行したそうです。主なモチーフは神話、聖書、歴史上の人物たちです。
📍Hard Rock Cafe(ハードロックカフェ) https://maps.app.goo.gl/JaAbuu8QZBC9bFBaA

広場から少しだけ外れたところにまた目を引く外装の建物があり、なんとこれはハードロックカフェでした!この店舗は、歴史的建造物であるヴィー・ヤー・ロット邸に入っており、建物の外壁には ネオルネサンス様式のファサードとカラフルなフレスコ画と「V. J. Rott」の文字も刻まれています。ある意味ハードロックなのか(?)
📍Kašna na Malém náměstí(噴水)https://maps.app.goo.gl/KbRvcA18KfH8xQWz6

ハードロックカフェの目の前になにやら仰々しい檻の様なものがありました。これは1560年頃に建設されたルネサンス期の噴水で、現存するプラハの中でも最古級の噴水の一つだそうです。この噴水が作られたころは生活用水の供給源だったので噴水の保護のためにこちらの鉄格子が設けられたそうです。ちなみに鉄格子は手作りの鉄細工で、作者は宮廷の錠前・鉄細工師の方により作られたそうです。
📍LOCAL ARTISTS (お土産屋さん)https://maps.app.goo.gl/wYrQQCJy9xUXjx1g7

街中を歩いていると目にするお土産屋さんです。こちらはチェコ国内のアーティストやクラフト作家による作品を集めたセレクトショップで全てチェコ製です。クオリティも高く質にこだわったギフトを選ぶならここで間違いないという感じでした。
そしてプラハと言えば私の大好きなミュシャ!日本でミュシャ展が開催されていたときに大体の作品は網羅したと思っているので今回はなにかいい雑貨などがないかなと美術館へ。しかし美術館は2店舗あって、まあとりあえずどちらとも訪問です。どちらともギフトショップは無料で入ることができました。ちなみにMuchaは「ムハ」と発音します。「ハ」は喉から出すような音です。
📍Mucha Museum – the original museum since 1998 (ミュシャ美術館)
https://maps.app.goo.gl/KsXAJrPx9W7j2UiY9(地図)
http://www.mucha.cz/(ホームページ)

まず一つ目は1998年2月にオープンした世界で初めてのミュシャの美術館です。外観は結構シンプルで歩いていると通り過ぎるくらいの存在感でした。よく見ると窓に作品があります。

入り口もとってもシンプルです。約100点のオリジナル作品が展示されているそうです。がらがらで、人が全くおらず入っていいのか戸惑いましたが係員さんにお土産だけ見てもいいかと聞くと「もちろんよー」ということでギフトショップのみです。入り口入ってすぐ左にギフトショップがありました。写真は撮っていませんが、マグネット、栞、本、ポスター、などなどたくさんのグッズがありました。
📍Mucha Museum (新ミュシャ美術館)
https://maps.app.goo.gl/JABVkaHLLE2UMMKn7(地図)
https://mucha.eu/(ホームページ)

こちらは2025年1月にできたとのことでとっても新しい!サヴァリン宮殿という建物の中にあり、外観もとても豪華です。

入り口からミュシャという感じです。新しいということもあり、こちらのほうがかなり美術館っぽいです。入り口は階段を登り二階にありました。

階段を登ると豪華な天井装飾と階段が、、このサヴァリン宮殿は18世紀後期に建てられた建築群の一部だそうで、後期バロック・ロココ様式の要素を併せ持つデザインになっています。
ということでこちらのギフトショップにも立ち寄ります。旧美術館とはラインナップは若干違ったのでどちらも訪れるのが私的にはおすすめです。
どちらの美術館も入場料は300Ckでした。

プラハの旧市街、広場は見渡すだけでまるで美術館にいるかのように歴史と芸術を感じることができました。まだまだプラハの記事が続きますが、建築の写真だらけになるかと思います(笑)