今回の記事はプラハの街を散策、適当に歩いて見つけた建物、景色などについてです。
- Pražský metronom (プラハのメトロノーム)
- Obecní dům(市民会館)
- Prašná brána(火薬塔)
- Jilska Palace Apartments(イルスカ宮殿アパートメント)
- Art Palace Prague (アート・パレス・プラハ)
- K+K Hotel Central Prague (ホテル)
- Pařížská 98/17(集合住宅)
- Ministerstvo pro místní rozvoj (チェコ共和国 地方開発省)
- Palác Adria(アドリア宮殿)
- Socha zavěšeného Sigmunda Freuda (吊るされたジークムント・フロイト像)
見つけた建物たちについて調べているとこのようなサイトを発見しました。
プラハの建築遺産を地図付きで解説してくれます。建築様式や建物の年代、歴史まで参照できるものになっていました。さすがプラハです。
📍Pražský metronom (プラハのメトロノーム)https://maps.app.goo.gl/U8EgYkMuHyMemcM46

旅行中は、やたら高いところに登って街を一望したいらしく、ちょっと高台を目指そうと思い調べると、こちらの巨大なメトロノームのある公園へたどり着きました。Letenské sady(レトナー公園)という公園にある高さ約23mの巨大なメトロノームです。1991年にチェコ人の Václav Richter(ヴァーツラフ・リフテル)という人の作品です。元々はスターリンの巨大な像があったそうですが、1962年に象徴性の問題から爆破・解体され、その台座に現代アートとしてメトロノームが設置されました。高台からプラハを見下ろす巨大なメトロノームが左右にゆっくり振れている姿からはわずかながら不気味さを感じてしまいました。旧市街の天文時計然り、プラハは時間という概念にに支配されているようにも感じました(きっとこんな美しい国でそんな変なことを思っているのは私だけだろうなとも)。

公園は木々が美しく、お散歩している人々や犬たちもたくさんいました。が、この外壁たちはバンダリズムだらけ。スプレーの塗られていないところは無いのではというくらい落書きだらけです。街中には確かにこの様なものは少なかったですがきっとこの公園に集約されていたのでしょう。

ちなみにこの公園から見た景色はとっても素敵です。ヴルタヴァ川、カレル橋、旧市街の建物などが一望できました。手前の木々の色づきも何とも◎

プラハ城も高台なのでそこからも景色を眺めることができますが、個人的にはこちらの公園のほうが人もあまりいなく、静かで平和な感じがして好きでした。
以下はプラハの有名どころな建物と、街中を歩いていて個人的に素敵だなと思ったものを残していきます。
📍Obecní dům(市民会館) https://maps.app.goo.gl/feEbngeJsqWDkxij8

こちらはプラハを代表する アール・ヌーヴォー建築の最高傑作 といわれる、美しい文化施設です。コンサートホール、レストラン、カフェ、美術装飾などが詰まった豪華な複合建築です。
1905~1912年に建設されました。かつてこの場所には、ボヘミア王が居住した古い宮殿があり、その跡地に建設されたのが現在の 市民会館 です。建物は、建築家 オスワルト・ポルジーク と アントニーン・バルシャネク を中心に建てられ、内部の装飾は アルフォンス・ミュシャを含む約100名の芸術家 が担当したそうです。もうこれはチェコの巨大な芸術作品です。1918年、チェコスロバキア共和国の独立が宣言された場所 でもあり、国民の象徴的建造物として今も重要な存在となっています。
食べ物編にこちらのカフェに訪れた記事が載っています。
📍Prašná brána(火薬塔) https://maps.app.goo.gl/n6hMTQDtVev8dvVM8

華やかな市民会館の隣に味のある尖塔、彫刻の施された建物が。なかなかに物騒な名前ですが17世紀頃実際に火薬を保管する倉庫として利用されていたそうです。これは1475年に建設されました。王の行列「王の道(Royal Route)」の起点となる門だそうです。かつてボヘミア王がプラハ城へ向かう際に通る「王の道」のスタート地点です。塔をくぐり、旧市街広場 → カレル橋 → プラハ城 へと続きます。この塔は旧市街の主要門の一つで、防衛用として建てられたため、重厚でゴシックらしい威厳のある姿をしているそうです。
📍Jilska Palace Apartments(イルスカ宮殿アパートメント) https://maps.app.goo.gl/d5inAWrVmzhjAAGV8

この建物は上がアパート、一階部分は食品やワイン、お土産屋さんになっています。最上階に施された装飾が素敵で思わず写真を撮りました。後になって調べてもこちらの建物に関する情報が得られず、、恐らくゴシックからルネサンス系の様式だとは思いますが、、確証は無し。広場にあった「分の家」の家の様なスグラフィット装飾にもているような気もしますがそれにしてはかなり精密な感じです。ということでちょっとよくわかりませんでしたが素敵だなと思った装飾です。
📍Art Palace Prague (アート・パレス・プラハ)https://maps.app.goo.gl/zW3UZZxFAMxnP1MJ9

この建物はアートギャラリーです。19世紀末にネオ・ルネサンス様式の銀行建築として建設されたものを現在はアートギャラリーとして利用しているそうです。ヨーロッパなどでは銀行だったものをカフェや、ギャラリーなどにしている建物をよく目にします。昔の銀行は安全・堅実・信頼さを豪華な建築で市民に印象付けていたようで、石造りの重厚な外壁や大理石の床、豪華な装飾がされているところが多いんだとか(ネット調べ)。結果、豪華で開放的な空間がカフェやギャラリー、ホテルにまで改装されることが多くなるそうです。
内部には入っていませんがホームページを見た感じとっても美しく豪華な内装のようです。
📍K+K Hotel Central Prague (ホテル)https://maps.app.goo.gl/LGd5qpWprkpfpSTA8

K+K Hotels系列のホテルです。フリードリッヒ・オーマンによって設計、1901年に建てられたアールヌーヴォー様式の建物です。全体的に明るく華やかで、植物のようなモチーフや屋根の曲線がまさにアールヌーヴォーを表しています。1930年代はキャバレー劇場や展覧会ホールとして利用され、2004年に大規模改修され、ホテルとしてオープンしたそうです。
📍Pařížská 98/17(集合住宅) https://maps.app.goo.gl/VEvn6wT9enz8pc9Y6

色調が一風変わった建物を発見しました。こちらは1906年に設計されたアールヌーヴォー様式の建物で、現在は一階部分は時計屋さん、上は住宅用として利用されているそうです。アールヌーヴォーにしては珍しい色合いだなと思いましたが、曲線や装飾はとっても華やか。この通りはプラハでも超高級なブランドが並ぶ通りなので家賃はどれくらいなのか気になるところです。
📍Ministerstvo pro místní rozvoj (チェコ共和国 地方開発省)https://maps.app.goo.gl/qK69zn1ipw3rmdnZ6

こちらは建築家オスヴァルド・ポリーフカによって設計され1899〜1909年に建てられたものです。建築様式はネオ・バロック様式、写真では伝わりにくいですが上部の屋根の飾りがとっても特徴的で細部の彫刻も緻密で美しい建物です。現在は地方開発省ですが、以前は私営保険会社として使用されてたそうです。
📍Palác Adria(アドリア宮殿)https://maps.app.goo.gl/D2R2DViS2rrceV489

かなりインパクトのある外観の建物を発見です。こちらはチェコを代表するキュビズム建築家、パヴェル・ヤナークによって1922~1925年に建設されました。キュビズム建築というのは絵画のキュビズムを建築に応用したスタイルで、「形を立体的・幾何学的に分解し、角度や面を強調する」というキュビズムの考え方を建物の外観や装飾に取り入れたものです。絵画を建築に取り入れるとは、、キュビズムと言えばピカソですが、彼の行った二次元の絵画の中に三次元要素を取り入れるスタイル。それを建築に取り入れるとなると、、?二次元の中に三次元、を三次元に取り入れるということなのか、、?立体は立体なのでそのままなのでは?とかちょっと頭の回転が足りなくなりました(笑)
とりあえずたくさんの立体彫刻が施された迫力のある建物です。
📍Socha zavěšeného Sigmunda Freuda (吊るされたジークムント・フロイト像)https://maps.app.goo.gl/m67gPkMsKW5zmYBn8

歩いているとかなり高いところに男性がぶら下がっていました。こちらはチェコを代表するアーティスト デヴィッド・チェルニー によるフロイト像彫刻です。1996~1997年頃に制作されました。精神分析の創始者であるジークムント・フロイトをモデルにしているそうです。作者は20世紀知識人(特にフロイト)の象徴として制作。彼の思想や知性を「宙にぶら下がる知性」として表現し、片手で棒をつかみ、もう一方の手はポケットに入れており、「つかむか、あきらめるか」「知性による支え」の象徴とも言われています。

過去には実際に通行人が自殺をしようとしている人がいると勘違いして通報した例もあるそうです(ちょっと迷惑なアート)。この周囲はみんなこれを見上げているので見つけやすかったです。
プラハの街中は本当に美しい建築物がたくさんあり、こちらの載せきれないものもたくさんあります。歩いているだけで芸術作品を見つけることができ、街自体が美術館のようでした。目的もなくただ散歩するだけでもとっても充実できるので、プラハ散歩はおすすめです。ということで今回はプラハの街中散歩で見つけた素敵な作品たちについてでした。
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