- カイロ国際空港からカイロ市内までの移動:往復US$35/2人
- swiss hotel downtown (Tourist Hotel Cairo):カイロでの宿泊先約£22/泊
カイロ国際空港へ到着し何事もなく入国、ホテルへと向かいます。正直エジプトでネックだと思っていたのは飛行機以外の移動手段です。世界三大ウザい国の一つらしいエジプトでの値段交渉、ぼったくりは日常茶飯事です。
とりあえずカイロ空港から市内まではホテルが出してくれているシャトルサービス(要はタクシー)を利用しました。海外あるあるで、宿泊先とのやり取りはカジュアルに「WhatsApp(ワッツアップ)」というメッセージアプリでやり取りします。我々は翌々日にはカイロからルクソールへ行く予定だったので、空港とホテルの往復でUS$35/2人という価格でシャトルサービスを利用しました。ちょっと要約したやり取りを様子を残します。
宿:「空港からホテルまでUS$25のシャトルサービスを使いますか?」
私:「使いたいのですがそれは往復?片道?明後日に空港に行きたいのですが。」
宿:「片道の値段です。往復だとUS$50になります。」
私:「分かりました。(高いので)また考えて連絡します。」
宿:「そしたらUS$35/2人でシャトルサービスを往復で提供できます。」
私:「分かりました。それを使います。支払いはどうしたらいいですか?」
宿:「支払いは宿で現金でお願いします。」
私:「分かりました。ありがとうございます。よろしくお願いします。」
こんな感じで、往復US$35/2人でシャトルサービスを獲得しました。エジプト価格では全く安くはありませんが、空港でのタクシーのピックアップは大変そうだったのでお金で解決します。サービスを使われないくらいなら値下げしてくれるエジプト精神です。エジプトを終えた今となればもう少し値段交渉できたなと思いますが。
空港ではタクシーのとっても優しいおじさんが快く迎えてくれました。我々もまるで親しい親戚のおじさんとの久しぶりの再会並みに「おじさーん!やっほー!」と、満面の笑みで手を振り、挨拶します。私たちの乗っていた車は比較的綺麗でしたが、外を走っている車は今にも壊れそうな古いもの、これでもかというくらい人が載ったミニバンがかなりのスピードでびゅんびゅん走って、どの車もクラクション鳴らしまくりでとにかくうるさい道路でした。

空港からは30分程で着く予定だったのですが、マップを見ていると違う方向へ向かっている、、?途中で電話がかかってきたおじさん、軌道修正します。恐らく宿から連絡があり、道を間違えたことに気づいたようでした。一時間ほどかかり繁華街、ホテルへ到着しました。
📍swiss hotel downtown https://maps.app.goo.gl/ncTPGJSh7Gbv7RKR6
(Tourist Hotel Cairo https://maps.app.goo.gl/WBV4VgcWYgntJAyC8 )
二人:£85/2泊/(一人:約£22/泊)
予約サイトで見た感じではまあまあ良さそう+安価という印象でした。
ビルの4階にあり、エレベーターを利用するのですがこれがなんともレトロでした。

この押し引き扉を開け、乗り込むと中に扉は無いパターンなので上下している際は壁に注意。
予約サイト上ではSwiss Hotelという名前なのですが、Googleマップには二つ分の表示があり、ロビーにはTourist Hotel の文字。内装の写真から勝手に想像して、安いけれどちょっとラグジュアリーっぽいホテルかと思っていましたが、とってもラフな感じのホテルでした。ニヒルな雰囲気のパーカーを着たお兄さんがレセプションで対応してくれました。と、ここでチェックインの際のやり取りがこちらです。
宿:「チェックインはOKで、支払いはUS$キャッシュのみで、メッセージしましたよね。」
私:「え?カード払いは?キャッシュはシャトルサービス代だけですよね?」
宿:「いいえ、全額分US$112です。カードマシンが今週壊れてて。(゜~゜)」(このときのレセプションの顔は結構むかつきました。)
私:「へー丁度今週?(めちゃめちゃ疑惑の目)」
二人のお金を合わせれば出せないことはないが、ここでUS$を使い切ってしまいたくない我々。しかしとりあえずお金を準備するか、、もぞもぞしていると、次のお客さんがやってきて、やはり彼らにもキャッシュ払いを求めます。おそらくスペイン語圏の方たちで彼らは明日帰国するらしくキャッシュは無いと。どうするんだろうとちょっと様子見をしているととりあえず部屋に案内されていきました。なんだこりゃ意味不明な状況だなと思いつつ。
私:「シャトルサービス代のUS$35しか用意していないです(ちょっとイラっとするので嘘)。」
宿:「じゃあちょっと使えるか分からないけど」とカードマシン登場。アメリカドルからエジプトポンドに換算した金額で提示。結果、カードで払えました。
使えるやないかい!(ノ`Д´)ノ (エジプト回は多分顔文字多めです)
エジプトの極意は「全て疑え」ですね。「本当か~?」の精神で臨みましょう。
彼らは結構割と平気で騙してきます。(エジプト終えてだから言える)
私は郷に入っては郷に従い、旅行先では日本人を捨て、現地の人メンタルになるタイプです。順応力はかなり高いと自負しています。もうこの段階で心にエジプト人を宿してます。

ということでお部屋に案内されました。あのエレベーター、ビルからは想像できないくらい中は広くて綺麗でした。レセプションで若干マイナスポイントがあったのでお部屋でご機嫌(単純)。

シャワーブースとトイレ。カーテンも仕切りも特に無いのでシャワーをするとそのままトイレが水浸しになる感じです。まあ綺麗なのと水圧、水温も特に問題なさそうなのでよしとしておきます◎
ということでカイロ空港から市内、ホテルの様子でした。この後ご飯を食べに夜のカイロの街へと繰り出します。