カイロでコシャリを食べるならここ!|大人気のコシャリ専門店へ|エジプト旅行記#3(1日目)

  • Koshary Abou Tarek(كشري ابو طارق):コシャリ専門店

無事カイロのホテルにチェックインし、気付けば機内食以外は何も食べていません。エジプト名物のコシャリを食べにカイロの街へ繰り出すことにした我々。ホテルの目の前は、というかカイロ中は車がびゅんびゅん縦横無尽に走りまくり、クラクションが鳴りまくりでかなりカオスな感じです。横断歩道も無いので人々は車の間をすり抜けていくというか、無理やり通っているというか、意外にも車は人が渡れるようにしてくれます。

最初はかなり戸惑いますが、心にエジプト人を宿していざ道をブイブイ歩いていきます。慣れるとかなり適当に道を歩くことができる感じがして意外と楽でした(笑) 11月上旬の19時頃のカイロは生暖かく、気温は20度前後程です。日本の夏の装いで出歩きます。治安は良くも悪くもない感じでしたが、一人で歩くのはお勧めしません。そしてお目当てのお店にたどり着きました。

📍Koshary Abou Tarek(كشري ابو طارق):コシャリ専門店 https://maps.app.goo.gl/guB5ZSeKJFTzGL8R7

赤と青のネオンが目立つ大きなビル全体がレストランでした。レストランの名前でもある創業者のAbou Tarek(アブ・タレック)は家計のためにコシャリの屋台で商売を始めました。1950年代ごろにに小さな店を構え、「コシャリだけ」を提供する専門店として営業を始め、現在に至ります。
コシャリは米、レンズ豆、ヒヨコ豆、パスタなどを混ぜ、トマトソースとフライドオニオンで味付けをするエジプトで最も有名な庶民料理です。しかし古代エジプトからの伝統料理ではなく、19〜20世紀あたりからの比較的新しい料理であり、異なる文化・時代の食要素(南アジア、ヨーロッパ、エジプト伝統)がミックスされたものだそうです。

一階はテイクアウトのみのお客さんで賑わっていました。入り口からワイワイしているので意外と入りやすかったです。イートインは二階からで、我々は多分三階までたどり着きました(その階が満席だと上に行くスタイル)。

着席です。とりあえず店内の照明が青い、そして中央ににシャンデリアと噴水、噴水の中にはカラーボールと、カモ?のおもちゃのようなものもたくさん浮いてて何もかもシュールです。8割くらいは地元の人たちっぽい感じでした。ドリンクのメニューはテーブルに置いてあり、少しするとウエイターさんがやってきて、メニューをくださいと頼むと、「メニューはコシャリとレンズマメのスープだけだよッ(陽気でおもろい感じ)」と言われ、とりあえず一つずつオーダーします。1分もしないうちにコシャリとスープが来ました!早すぎ!まあメニューそれしかなかったらすぐ来るか(笑)

左:レンズ豆、フライドオニオン、ソース、 右手前:パンに入ったレンズ豆のスープ

そして「よく見てろよ~触るなよ~♪まずソースを混ぜる!そしてご飯の上にかける!豆と玉ねぎをいれて完成だー!(☆-`ω-)」(意訳)というなんともエンターテインメントに富んだ超楽しい感じでコシャリを完成させてくれた最高のウエイターさんでした。我々も大盛り上がり拍手喝采。

左:コシャリ 右:レンズ豆のスープ

写真が若干青みがかっているのが気になりますが、お味はというと、、「どちらも結構美味い。」意外とクセもなく、エスニック感があるわけでもなく、結構万人が食べられるような味だと思います。コシャリは色々な具材の食感が面白くて、細かくしたトマトソースのパスタを食べている感じでした。レンズ豆のスープもクリーミーで豆の味がしっかりしてとっても美味。大満足でした。
(後日談ですが他のお店でもコシャリを食べましたがこのお店のほうが美味しかったです。)
気になるお値段
・コシャリ:EGP65
・レンズ豆スープ:EGP65
・500mlの水 :EGP10×2
合計でEGP145(約475円)
やっす。二皿あれば二人でも結構満たされてこれは安い。エジプト一発目のコシャリは最高でした。

この後は宿に帰り、とりあえずエジプト一日目終了です。

コメントを残す