白良荘グランドホテルに行ってきました。
リニューアルされたばかりという、ロイヤルフロアに宿泊してきました。
白浜に足を運ぶのは大学生の頃以来なので10年ぶり以上です。
海水浴シーズンではないので、静かな白浜でゆっくり温泉に浸かる予定です。
自分が学生だったときは高速道路が途中までしかなく、対面1車線の国道で数キロ走らなくてはならず、大渋滞のイメージしかなかったのですが、道路はすっかり綺麗に整備されていました。
大阪市内から2時間ちょっとで白良荘グランドホテルに到着です。
白良荘グランドホテルの外観デザインはさすがに年季を感じますが、ちゃんと手入れされていて、白浜に生える白で塗られています。
フロント、ロビーも改装されており、ラウンジからは白浜を臨みながらお茶やお酒をいただくことができます。
チェックインを済ませてお部屋へ向かいます。
ロイヤルフロアーは最上階にあります。
構造自体はどうしても古いので、廊下の天井が低かったり、ドアが小さかったりしますが、気にしなければ気づかないほどうまくリノベーションされています。
お部屋も、モダンかつ上品で、リノベーション宿にありがちな流行だけを取り入れただけといったチープな印象は一切ありません。
3月なのでさすがに泳ぐことはできませんが、せっかくなので浜辺を歩いてみることにします。
学生の頃訪れたときは、大きなビーチだと思っていましたが、湘南茅ヶ崎を見慣れてしまうと、こんなに小さかったんだ、と驚きます。
シーズンオフで静かな白浜ですが、トップシーズンにはこの白浜の浜辺はパラソルで埋め尽くされます。
白良荘グランドホテルへ戻り、温泉に浸かります。
温泉施設は頑張ってはいるものの、古さが感じられます。
是非、温泉施設も改装してより快適にしてほしいですが、古き良き温泉旅館という懐かしい印象もあり、難しいところです。
温泉から上がってきてラウンジでビールをいただいていると、そろそろ夕食の時間です。
夕食は部屋食も選択できますが、お食事処でいただくことにします。
夕食もお刺身、伊勢エビ、ステーキと、大満足です。
お料理も、古き良き温泉旅館を踏襲しつつも、洗練されていて、おいしくいただきます。
夕食を済ませて、もう一度ゆっくりと温泉に浸かって、夜の白浜を部屋から眺めながらビールをいただきます。
これもまた、至福のひとときです。
そのままいい気持ちになって就寝です。
翌朝、少し早めに目が覚めたので朝風呂にいきます。
早朝の白浜も美しいです。
そんなこんなで1泊2日を白良荘グランドホテルで過ごし、また、大阪へ帰りました。
最近はモダンな和を追求する宿を選びがちで、確かにそれらも満足ではありましたが、白良荘グランドホテルは、古き良き温泉旅館がもう一度本気を出した、という感じで、新しい、けど懐かしいという、また違ったジャンルを創り出していました。
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ワーク・ライフ・バランスの真意を探す日々を送るアラフォー。
今そこにある危機を乗り越える日常の隙間に非日常を求めて温泉を巡っています。