tabi.blog

ANA ファーストクラス – 成田 to シカゴ


ANAのファーストクラスで成田からシカゴまで飛んでみました。

普通に買うと往復200万円という衝撃の価格のため自分のような、しがないサラリーマンにはとても買えません。

しかし、特典航空券では12万マイルで乗れるため、陸マイラーのマイル収集スキルを総動員してなんとか今回、人生初ファーストクラスへこぎ着けました。

ファーストクラスに乗る前に、事前に経験者から聞いていたことは、この3つ。

  • ファーストクラスのシャンパンはKRUGで1本3万円する。
  • 搭乗したら用意してある部屋着に着替える。
  • 注文するとキャビアが出てくる。

この3つだけを頭の中で復唱しながら搭乗します。

ファーストクラスは、誰よりも先に搭乗できます。

未知の空間にドキドキしながら、緊張がCAにバレないように、知っている風に搭乗します。

シートに腰掛けた瞬間に衝撃を受けます。

とにかく、広い。

広すぎて落ち着きません。

ANAのファーストクラス。画面が遠くにあります・・・。

ANAのファーストクラス。画面が遠くにあります・・・。

シートの横に窓がいくつもあります。エコノミーだと窓1つあるか、ないか、ということを考えると、相当な広さです。

シートの横に窓がいくつもあります。エコノミーだと窓1つあるかないか、ということを考えると、相当な広さです。

搭乗すると「お着替えはどうされますか」と聞かれます。

予習してあったので「お願いします」と返事をしてみます。

「では、準備して参りますね」といって、ファーストクラスの広い方のレストルームに着替えを用意してくれます。

着替えを済ませると、すかさず「お飲み物はいかがですか」と聞いてくれます。

ここも予習したとおり「シャンパンをお願いします」と返事をします。

少しすると、「こちら、KRUGを開けさせていただきます」といってボトルを持ってきてくれて、開けて注いでくれます。

これがKRUGか、と感動しながらシャンパンを愉しんでいると、搭乗が終わりタキシングが始まります。

いよいよ滑走路に入ろうとしたとき、機内前方だからこその確度で滑走路がまっすぐ見えます。

滑走路がまっすぐ見えます。ファーストクラスの窓から見える壮大な滑走路に感動します。

滑走路がまっすぐ見えます。ファーストクラスの窓から見える壮大な滑走路に感動します。

水平飛行に移ると間もなく、メニューを持ってきてくれます。

メニューそのものも豪華です。

内容も充実しすぎていて、緑茶一つにも複数種類用意されています。

ANAファーストクラスのメニュー。高級レストラン並の仕上がりです。

ANAファーストクラスのメニュー。高級レストラン並の仕上がりです。

メニューに負けず料理そのものにも感動します。

アペタイザーのあと、出てきた一皿目から驚きます。

ふぐ皮とてっさです。機内で。

ANAファーストクラスの食事、一皿目。てっさです。

ANAファーストクラスの食事、一皿目。てっさです。うつわもステキです。

食事を済ませ、いよいよ、その時が来ます。

「キャビアお願いできますか」

快く返事をしてくれて間もなくキャビアが運ばれてきます。

生まれて初めてキャビアをちゃんといただくのですが、添えられたいろいろとどうやって食べるのか分かりません。

キャビアって、こうやってサーブされるんですね。

ANAファーストクラスに乗ったら食べないといけないキャビア。食べ方が分かりません。

ANAファーストクラスに乗ったら食べないといけないキャビア。食べ方が分かりません。

とりあえず、小さなパンケーキにキャビアと付け合わせを適当に載せていただきます。

プチプチとした食感と、塩気、濃厚な風味が赤ワインと合います。

ゆっくりキャビアと赤ワインを愉しんで、キャビアが半分くらいになった頃、CAが声を掛けてくれます。

「よろしければ、〆にキャビア丼をお作りしましょうか」

キャビア丼とか生まれて初めて聞くワードです。

一度お皿を引いてもらって、少しするとキャビア丼がやってきます。

キャビアは醤油やわさびとの相性もよく、普通にごはんとも合っておいしいです。

キャビア丼。普通にごはんに合う上、おいしく、人生で初めて体験する食感と味です。

キャビア丼。普通にごはんに合う上、おいしく、人生で初めて体験する食感と味です。

キャビア丼でお腹いっぱいになると眠くなってきます。

そんな空気を察してCAがまた声を掛けてくれます。

「お休みの準備をしましょうか」

お休みの準備、については事前情報がありません。

何のことかと思うと、なんと、フルフラットのシートにマットレスを敷いてくれて、羽毛の掛け布団を用意してくれます。

ここは本当に機内なのかと思っている内に寝てしまいます。

機内にうっすら明かりが灯って、そろそろ起きる時間であることを知らされます。

朝食も迷わず和食を頼みます。

炊きたてごはんに納豆に海苔に、こちらもおいしくいただきます。

朝食。とにかく、ごはんがおいしいです。

朝食。とにかく、ごはんがおいしいです。

朝食もペロリといただき、到着までの残り少ない時間を過ごします。

ファーストクラスを名残惜しみながら、窓に広がる雲海を眺めます。

窓に広がる雲海。朝日も綺麗です。

窓に広がる雲海。ファーストクラスならではの視界の広さです。。

人生初のファーストクラスは、感動の連続でシカゴに到着しました。

エコノミーだと、一刻も早く到着してくれと思いますが、ファーストだと、もう一往復飛んでくれと思ってしまいます。

同じ飛行機でも、ファーストクラスは別の乗り物だと思いました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください