おっさん3人組の温泉旅(第3回:強羅一の湯@強羅温泉)、2日目にアサヒビールの神奈川工場に行ってきました。
ビール工場見学はいくつか行っていますが、アサヒビールの工場見学は今回が初めてです。

アサヒビール神奈川工場のエントランス。広大な敷地の入り口です。
アサヒビール神奈川工場は、南足柄に設立されています。
箱根山の外輪山の北東側にあり、北部の丹沢山地由来の水に恵まれていて、国土交通省の制定した水の郷百選にも選ばれています。
水が原料の90%を占めるビール作りには最適な立地です。
広大な敷地には、ビール工場とビール園、物産館あしがらの里が併設されています。
ビール園では、出来たての鮮度抜群なビールとジンギスカンが頂けます。
物産館あしがらの里では、地元の特産品が販売されています。また、おとぎ話で有名な金太郎が郷土の英雄ということで、「よいしょの金太郎」という、ゆるキャラグッズも置いています。

地元の特産物を販売しています。内容は少し寂しかったかも。。。
また、この広大な工場の敷地には、ビールの神様「ガンブリヌス」から名づけた「ガンブリヌスの丘( オープンゾーン)」と、さまざまな生き物の生息、自然観察、散策の場である「アサヒビオガーデン(コミュニティーゾーン)」のふたつの緑地やビオトープがあり、地域に開放されているようです。マラソンのゴール地点にしていたり、親子でキャッチボールしている方もいらっしゃいました。地域貢献ですねw

工場の外観です。周りの広大な緑が心地良いです。

工場の全景図。横からの写真ですみません。。。
と、工場の説明はこれくらいにして、工場見学!
アサヒビールの工場見学は、通常の工場見学と大体月替わりでイベント(講座)を開催しています。
今回のイベントは、「ベルギービール講座」でした。
工場見学は、受付け横にあるホールで、まずはアサヒビールの取組みについての講義を受けます。
その後は、製造工程を見学していきます。製造工程の説明は、他のビール会社各社とあまり変わりはないですね。
基本的には、①仕込み釜→②原料展示(二条大麦の麦芽とホップの実物を手に取って香りや味見をさせてくれます)→③濾過室→④発酵釜→⑤瓶・缶詰め工程の見学です。
⑤は平日でないと動いているところは見れないことが多いです。
アサヒビール神奈川工場は、今まで行ったビール工場で一番規模が大きかったかもしれません。結構歩きましたw
そして、お待ちかねの試飲タイムです。この日用意されていたのは、スーパードライとスーパードライ ドライブラックでした。試飲タイムは20分で3杯まで試飲できます。結構つらいものがあります。
しかも、今回はイベントのベルギービール講座での工場見学申し込みだったので、3種のベルギービールの飲み比べもありました。軽く仕上がっちゃいましたw

ステラ・アルトワ、ヒューガルデン ホワイト、レフ・ブラウンの飲み比べです。簡単にそれぞれの特徴について説明して頂きました。

鮮度抜群なスーパードライ!泡の作り方も完璧です!♪
と、工場見学はここまでですが、お腹も減って来たので、軽くランチでもと併設のビール園に行ったら、いっぱいで少し待つことに。
その後テラスに通されて、軽くカレーかハンバーグのランチのつもりが、待っている間に完全戦闘モードになってしまい食べ放題、飲み放題コースで、新鮮なビールとジンギスカンを90分たらふく頂きました。

ビール園のテラスです。この裏にも席があります。

ビール園の裏側の緑地から。晴れているとすごく心地良いです。

ビール園のトイレに設置されていました。何ぼでも飲めということですかね。。。(^_^;)
このアサヒビール神奈川工場、広くて建物のデザインもコンクリ打ちっぱなしがスタイリッシュで良かったです。
京都 山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館も安藤忠雄さんの設計なので、もしかしてと思い、 聞いてみるとやっぱりそうでした。 どうりでスタイリッシュ!アサヒは安藤さんと縁が深いですねw
今まで行った工場では、一番見学を意識した設計になっていたと思います。設計段階から見学路も意識した作りですね。
ビール工場の工場見学は、今までサントリー、キリン、アサヒと3社行きましたが、各社特色があって面白いですね。
サントリーはプレゼン等でエンターテイメント性が強く、キリンは製品・プロセスの品質確保に関する説明が多く質実剛健なイメージ、アサヒはイベント開催など多様性を持たせたプレゼンが多いように思います。
他の工場見学については、また別の機会に…
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温泉と四つ打ちダンスミュージック、クラシック音楽、ビールをこよなく愛するアラフォー。
と言いながら、最近はウィスキーに浮気気味。。。