東北新幹線の新型車両E5系の導入に合わせて設定された、従来のグリーン車よりも上位となるグランクラスに乗ってきました。
いろいろあって八戸に行くことになり、こんな機会でも無ければ東北新幹線に乗ることもないので、せっかくなので復路でグランクラスを使ってみました。
距離にもよりますが、今回乗った八戸から東京はグランクラス料金だけで9,250円です。
ざっくりいって、グリーン料金の倍です。
ただ、ものは考えようで、約3時間の間、ゆったりシートで食事も出て、さらに飲み放題です。
だんだんそれ程高くない気がしてきます。
八戸で用を済ませて、極寒のホームで東北新幹線の到着を待ちます。
天気も良かったので時間通り東北新幹線が入線してきます。
颯爽とグランクラスの車両に乗り込みます。
グランクラスのシートレイアウトは1:2になっていて、グリーン車の2:2よりも、更にゆとりがあります。
シートは本革製でアイボリーに染め上げられていて明るい印象です。
シート幅もアームレスト幅もゆとりがあり、もはやソワソワしてしまうレベルです。
乗車してしばらくすると、アテンダントのお姉さんがやってきます。
おしぼりを手渡しながら、もうお弁当を出していいか、飲み物はどうするかなどを気遣ってくれます。
迷うことなく、お弁当とプレミアムモルツをリクエストします。
大変丁寧な対応でしたが、エアラインのCAのように垢抜けしておらず、心の中で応援します。
お弁当は小ぶりで、上品に仕上がっています。
ゆっくり飲みながらつまむには十分です。
流れる景色を眺めながらビールを飲み、ゆったりしているうちに東京は近づいてきます。
八戸で乗車したときはガラガラでしたが、途中仙台では満席になってしまいました。
1両しか設定がなく、シートレイアウトも1:2のため全部で18席しかありませんので、ちょっと早めに予約しないと取れません。
乗車券、特急券にプラス9,000円と、決して安くはないですが、旅路にゆったりした時間を過ごせることを考えると、個人的にはかなりオススメです。
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ワーク・ライフ・バランスの真意を探す日々を送るアラフォー。
今そこにある危機を乗り越える日常の隙間に非日常を求めて温泉を巡っています。