今回はイギリスのBath(バース)に行ってきた記録です。ロンドンに来てからすぐ、行きたいな~と思っていながら行けていなかった場所です。やっとお休みがあったので友人たちと日帰りで行ってきました。
- PaddingtonからBath Spaへ(電車移動)
- The Roman Baths(ローマ時代のスパ施設)
- Rosa’s Thai Bath(タイ料理屋)
- Charlotte Brunswick Chocolates(チョコレートショップ)
- The Bath Bakervee(クッキー)
- Bath City Parade Gardens(公園)
- Pulteney Bridge(パルトニー橋)
- The Circus(ザ・サーカス、円形住宅街)
- Royal Crescent(ロイヤルクレセント)
ロンドンからバースまでは電車で2,3時間程です。まずはPaddington(パディントン)駅に集合します。
📍Paddington駅

パディントンにはクマのパディントンがいます。ちょっと怖い(笑) ペルーからやって来たマーマレードジャムサンドイッチが好物のクマがロンドンでサバイブしていく話です。イギリスがぎゅっと詰まったお話なのでぜひ(笑)
電光掲示板にプラットフォームが表示され、無事乗車。それぞれの身の上話などなどをしているとあっという間に到着しました。

Bath Spa(バーススパ)!日本の箱根とか鬼怒川みたいなニュアンス。電車内の自由席は人だらけでしたが、皆このBathで降りていきます。
駅を降りてからは皆が歩いていく方向に流れるように歩いていくと

なにやら特徴的な建物の入り口?にたどり着きました。

門を抜けてちょっと広い場所と大聖堂のような建物が見え、少し行くと
📍The Roman Baths
なんと当初の目的のThe Roman Bathsにたどり着きました!ということで早速入場です。

チケット売り場から豪華な作りです。ちなみに入場料は£28.5で音声ガイド込みです。様々な言語に対応していて、私は日本語があることを知らず英語をチョイスしてしまいました。友人たちは日本語で聞いていました(笑)
ということで風呂巡りの始まりです。

The Roman Bathsは約2000年前のローマ時代の温泉施設跡で、現在は博物館として公開されている、バースでは最も有名な観光名所です。AD43年頃にローマ人が侵攻したことによりローマ支配がはじまります。ここから約400年間ローマ統治下でした。この温泉施設はAD70年頃に建設が開始され、数百年にわたって拡張と改築が行われます。当時のバースはローマの都市Aquae Sulis(アクアエ・スリス)として整備されました。スリスというのは女神で、女神に捧げられた宗教的な場所だったともされています。この緑色の水が張ったプールの様な場所が大浴場で、今でも天然の温泉が湧き続けています。

中は博物館のようにもなっているので色々な展示がありました。こちらは神殿の装飾の一部で中央にはイタリアの真実の口のような顔のおじさんが彫られています。「ゴルゴン」というギリシャ神話に登場する怪物の顔だそうです。まだまだ頭の中にエジプト神話が住み着いているので神話の切り替えが大変です(笑) 怖い顔は魔除けだそうです。

皿や壺などの出土品もたくさんありました。

当時の硬貨も2万枚程見つかっているそうです。

モザイクタイルで描かれた馬の上半身、魚の尾を持つ生き物です。ローマの人々は水や海の世界を象徴する神秘的な生き物を装飾に好んで使っていたそうです。

先ほど上から見ていたものの下の階になります。緑色は藻の色です。みんな端に座って写真撮影大会していました。日本の温泉が本当に恋しくなります。

こちらはスリス・ミネルヴァ女神のブロンズの頭部です。彼女は治癒の女神スリスと、ローマの知恵・工芸・医療の神のミネルヴァが融合した女神だそうです。ローマ時代にも神々の融合があったそうですね。ローマ時代を代表する遺物の一つで、1727年に発見されたことで、バースのローマ遺跡が単なる集落ではないことが早くから示されました。この頭部はおそらく神殿内の女神像の本体に属していたもので、聖なる泉のそばに立っていたと考えられています。

これは床板を剥がした床下?の状態の様子です。部屋にサウナの様な温かい蒸気を送るためにこのような床下の構造にしていたんだそうです。いつの時代もみんなサウナが好きだったんだなあと。人間やってることはあんまり変わらないのかもしれないなあと思いました。

博物館の最後の方には温泉の水が飲めるスポットが!「私たちは温かい泉を神聖なものとして崇拝し、その水の暗さや計り知れない深さゆえに、特定の池を神に捧げる。」と直訳ではこのように書かれています。要は:この温泉は超神聖ですよ。ということでしょうか。
ということでざっくりローマ時代スパ施設を堪能しました。他にもたくさん歴史や展示物があって結構見ごたえのあるものでした。博物館の出口はお土産屋さんになっていてバースっぽい雑貨がたくさん揃っていました。
📍Rosa’s Thai Bath

ランチタイムは近くのタイ料理屋さんに行きました。よくあるタイ料理屋のチェーン店です。ピザやパスタではないという総意からタイ料理に(笑) 春雨サラダ、平麺炒め、チキンライス、トムヤムクンをオーダーしました。普通に美味しかったですが、本格タイ料理ではない感じでちょっと物足りないかなあという印象。しかし店員さんが愛嬌たっぷりで素敵でした◎
📍Charlotte Brunswick Chocolates

続いてやってきたのはこちらのチョコレートショップです。18世紀の実在しない女性ショコラティエをモデルにしたお店で、18世紀からあるわけではなく割と現代にできたそうです。正確な年代は不明ですがコンセプトがおしゃれです。

お店の外の説明書きにはなんと日本語も!日本人のお客さんが良く来るのでしょうか。

イースターの時期なので卵型、ウサギの形をしたチョコレートがたくさんありました。その他にもグリーティングカード、オーナメントなどと一緒になった綺麗なチョコレートたちがたくさんあってとっても素敵でした。男性の店員さんが一人いて、日本人ですか?ようこそと声をかけてくれました。とっても優しい雰囲気を纏った方で、チョコレートも人もとっても雰囲気のある場所でした。
📍The Bath Bakervee
チョコレート屋さんの目の前にはなにやら行列が出てきており、よく見てみると大きなクッキー屋さんです。甘いものを欲していた私たちは、ウィンドウ越しに見えたおいしそうなクッキーたちに大興奮してそのまま行列の最後尾へ(笑)

色々な種類のクッキーがあって、ヴィーガン対応もしていました。クッキー自体の写真はないのですが、、(笑)オレオ、ピスタチオ、チョコレートなどなど様々で、大きなパンの様な、スコーンの様なクッキーにごろごろとチョコレートが入っていてとっても美味しかったです!まあまあ甘いので正直コーヒーが必須ではありました(笑) クッキーを食べながらまだまだバースを巡ります。
📍Bath City Parade Gardens
クッキー片手に歩いていると橋の上から素敵な広場を見つけました。

左下には恐らくアーモンドの花です。ぱっと見だと桜に見えますが、よく見ると花の付き方が少し違います。イギリスにはアーモンドの花がたくさん植えられていて、花見をしている気分になれます。上から見た公園の景色が素敵だったのでこちらに載せておきます。
📍Pulteney Bridge(パルトニー橋)
そしてバースで有名らしいとされるこちらの橋にやって来ました。
先ほどの公園からすぐのところにあります。

1774年に建築家のロバート・アダムという人の設計による古代ローマ建築の影響を受けたパラディアン様式の橋だそうです。両側に建物が立ち並ぶ橋は世界でも珍しいんだとか。川の名前はエイヴォン川(River Avon)という名前で、階段のように流れているものをパルトニー堰(Pulteney Weir)といいます。堰(せき)は川の水位調整や流れのコントロールのために作られたそうです。橋と堰がバースらしい風景を作っているなあという感じです。観光客、我々もここで写真タイムです。
📍The Circus
続いてバースと言えばザ・サーカスと呼ばれるこちらの有名な住宅街です。

中央は小さな丸い空き地の様な広場の様な感じになっている場所で、円形の住宅街になっています。ローマ時代のコロッセオをモチーフにしたジョージアン建築と呼ばれるデザインだそうです。1760年代にバースの高級住宅街の整備を目的として建築されました。内部は一部ギャラリーと個人宅になっています。
📍Royal Crescent(ロイヤルクレセント)
ザ・サーカスから少し歩いたところにも建物がずらっと並んだ場所がありました。

ロイヤルクレセントといって、こちらもジョージアン建築の建物です。クレセントは半月型という意味で、クロワッサンの語源にもなっています。約30軒がずらっと連なり、滑らかな弧を描いています。建物の前の公園がかなり広かったのでここでも写真タイムです。座って休憩したかったのですが、3月後半はまだ風が吹いていて少し肌寒く、のんびりできるような気温では無かったので足早に駅へと向かいました。この後は電車の時間までのんびりスタバでずっとお喋りです。
帰りの電車は無法地帯のようになっていて、ロンドンへと向かうプラットフォームは大混雑、、日本では考えられないくらいの秩序で電車に乗り込み無理やり座ります。ひとつ前の電車がキャンセルになったためか、時間帯なのか分かりませんが自由席の争奪戦でした。何とか席を確保してまた電車でも喋り倒しあっという間にPaddington駅へと到着です。
ということで今回はロンドンから日帰りでバースに行ってきた記録です。働きづめでやっとのお休み、行きたかったバース、久々に友人たちとお喋りもできてとってもいい気分転換になりました。ロンドンから少し離れると全く違った建物、歴史を味わうことができて本当に楽しかったです。またどこかイギリス内を観光出来たらいいなあと思います。